2016年7月23日土曜日

一発試験 2回目の5 【結果発表 合否判定】 府中運転免許試験場


待機所に戻ると試験官がすぐに前の席に座り

書類を机に置いて、一人目の人を呼びます。


「合格です。」

合格と聞いて試験官に深く深くお辞儀をされていました。

神々しい風景でした。

これほど気持ちのこもった礼を見ることは滅多にないでしょう。



私も合格しました。

一人目の人が合格したので、これで私が落ちることはなかろうと思ってました。


ミスはどんなものがありましたかと質問しますと。

「とくになかったです」

といわれました。


しいて言えば、方向転換のバックのときに、もっと後方確認をすべきだが、減点ではない。

あと路上で左折はもうちょっと端に寄ったほうがよかったそうですが、これも減点ではないようです。

運転に変なくせもないしこれでいいです。

といっていただき、たいへん満足して試験を終えることができました。


学生のころ野球の試合に勝ったときの気持ちをなぜか思い出しました。

2016年5月7日土曜日

一発試験 2回目の4 【場内試験 方向転換】 府中運転免許試験場

一人目の人の方向転換


一人目の方の場内試験がスタートしました。

私は後部座席に同乗しています。

一度様子を見られるわけですから、二番目は得ですね。


一人目の方が車庫を右に見ながら通り過ぎて停止。

右バックで車庫のようなスペースに入っていきます。


彼はすんなりと車庫スペースに入っていましたが、一回慎重に切り返しました。

やはり絶対にここで失敗するわけにはいかないという思いから

必要以上に慎重になったのだと思います。


そして、左に出ました。

ほっとしたのでしょう。

車庫から出るときに左ウインカーを出し忘れています。


多分減点でしょうが、もし、点数がギリギリだったらここでアウトになってしまいます。

ほんとに他人事ながらものすごく頑張ってくれという気持ちになりました。

今日あったばかりの人ですが、戦場で生き残った戦友のような気持ちになってます。


さて方向転換が終わり交差点で停車していると試験官が

「あそこに真っ直ぐいってください」

といいました。


みると、上りの坂道があり、頂上に踏み切りがあるではありませんか。


ピーーーーーーーンチ


これも試験なのか?

停車して降りるまでは試験だよね?


えーーーーーーーーーーーー。



一人目 「あそこにいくんですか?」
試験官 「そうです」

一人目 「あそこですか?」(指で指してます)
試験官 「そうです」

一人目 「あそこにいくんですか?」(身体を乗り出して踏み切りを指します)
試験官 「まっすぐあそこにいってください!!」(すこし大きな声)



想定外の試練 坂道発進&踏み切り試験


最後の最後に、まさかの坂道発進&踏み切り試験

一人目の人が、あまりのことに信じられないという感じで混乱しています。


しかし、決心したのか、やってやるぞという表情に変わって

ためらいなく踏み切りに向かって車を進めました。


坂道の頂上、踏み切り前で一時停止、窓をあけ、首をふり、耳をすませました。

そしてギアは一速にし、ハンドブレーキをおろし、坂道を下がることなく

スムーズに走り出し踏切内に進入、そのまま向こうへなめらかに進みました。


「なんだ、これがいままでで一番うまいじゃないか」

と心の中で私はいたく感心していました。



場内試験 方向転換


さあ私の番です。


方向転換の車庫の幅は広いのですが、その前の道幅が結構狭い。

こんなのは自分の家の駐車場に比べれば鼻くそみたいなものだと言い聞かせます。


車庫の様子を確認後、車を斜め前に進めて停止、すぐにバックします。

主に右サイドミラーで右後ろのタイヤと縁石を見て半クラッチでバックしていきます。



「プルルルル プルルルル プルルルル ・・・」


バックの途中で後部座席で携帯が鳴りました。


「携帯を切りなさい(怒)」

試験官が一人目の人を注意しました。


ただ、私はとくに動揺することなくサイドミラーを見て、バックしていました。

余裕で一発で車庫に入りましたので、左ウインカーを出して出て行きました。


それより、一人目の人が携帯の件で落とされないかちょっと不安になりました。

試験中は携帯の電源を切り、カバンと一緒にトランクに入れておくよう言われています。

運転は上手いのに、路上試験で7回落ちたのがわかるような気がしてきました。


坂道発進と踏み切り試験



さあ、次は私が坂道発進&踏み切りを渡る番です。


こんなの本物の踏み切りとくらべたら鼻くそみたいなものだと言い聞かせます。

坂道もたいしたことありません。


忘れてはならないのが、窓開けと耳澄まし。

一人目の方がきちんとやってくれたおかげで、わたしも窓を開けるのを忘れずにできました。


一速で坂道発進し、そのまま向こうへ。

なんなくあっけないほどスムーズにやり遂げることができました。

下り坂を下りている途中で心の中でガッツポーズをしました。


車を朝集合した待機所の前に駐車し、すべての試験が終わりました。


車を降りてすぐ、一人目の人が

「私はどうでしたか?うまくできていましたか?大丈夫ですか?」


と聞かれましたが、携帯の件で試験官に怒られてましたので、

どういっていいのか分からず、笑顔を送って、

無言で何度かうなずきました。


さて、待機所に戻れば、試験結果がすぐに発表されます。



2016年5月6日金曜日

一発試験 2回目の3 【路上試験 結果発表】 府中運転免許試験場


さて、路上試験を終えて府中運転免許試験場に戻ってきました。

待機所に入るとすぐに試験官から結果が個人個人に報告されます。


一人目の方は場内試験の準備をするよう言われすぐに外に飛び出しました。


次に私が呼ばれ、

「場内試験をしますので外の試験車の前で待っていてください。」

やりました、路上試験クリアです。


結局、私が乗った試験車では二人がクリアしました。


ここで、うれしくて気持ちは舞い上がってました。

もう合格したつもりになってました。


一人目の人と待機所の外で少し雑談し、喜びを分かち合いました。

一人目の人は、これまでの苦労を自然と語っていました。


うっかりして免許を更新し忘れたこと。

大型免許も持っていたこと。

仮免許はすぐに取れたが、路上試験は7回目で苦労したこと。

一人目の人の目が輝いています。


さて、10分ぐらいすると試験官がやってきました。

車に乗り込みます。


路上試験は方向転換か縦列駐車のどちらかをやります。

どちらになるのかドキドキしていると。


試験官から

「では今日は方向転換をやってもらいます。」

うぉーーーーーラッキーーーーーーーー。



バックの車庫入れなんて1万回はやってるんじゃないのか?

自分の車の駐車場なんて両隣の車との間隔が狭いんだぞ。(自慢にならない)


こんなのは余裕にきまっとる。

と心の中で叫びました。

2016年3月29日火曜日

一発試験 2回目の2 【自分の走り 路上試験】 府中運転免許試験場


ここからスタート google map より


私の路上試験の順番は二番目です。

車がほとんど通らない片側一車線の真っ直ぐな道からスタート。

あとでグーグルマップでしらべますと、自衛隊基地と公園の間の道です。


まず、車の後方前方の状況確認し、車に乗り込みます。

ひととおり、乗車の儀式のような事柄をこなしていきます。

ルームミラーは一人目の方とは全く角度が違っていましたので本気で直しました。


教官はこのとき忙しく書類に書き込みをしていますので、

ここまでの一連の動きは多分見ていないなと思いつつも、

型どおりに乗車儀式をちゃくちゃくと行います。


教官から

「準備ができたらエンジンをかけてください。」

といわれますので「はい」と答えます。


最後にサイドブレーキが引かれていることを確認、

ギアがバックに入っていますので、クラッチとブレーキを踏んでニュートラルに変更。

さあ、準備ができましたので、エンジンをかけます。


「発進してください」

教官の声を聞いて、ハザードを消し、右ウインカーを出し、

左首振り確認、右サイドミラー確認、右後方を目視で確認して発進しました。

発進のときは、他車が全くいなかったので、スムーズにできました。

アクセルワークも滑らかに柔らかく発進できました。


後ろ座席に乗っているときに、この道の最高速度が40キロであることを確認していましたので、

スムーズに加速し、35キロを狙って走りました。

今日は絶対に最高速度オーバーをしないと本気で決心していました。


センターパネルにデジタル速度計があり、教官はそれを見ています。

デジタルなので、速度超過しているかどうかは、明確にわかってしまいます。


ちなみに速度オーバーを走行中に指摘された人はこの日二人いましたが

二人とも10キロオーバーで走っていました。

想像ですが10キロオーバーだと受験者にそのことを言うという決まりがあるのではないでしょうか?


真っ直ぐ走っていると「次を左に行ってください」と教官が指示。

はい見えてきました「止まれ」の道路標示と標識。

一時停止をしないとこれだけで試験は不合格です。


確実に一時停止し、状況を確認します。

ここは信号のない小さな交差点ですが、人と自転車がけっこう横断する危ないところです。

府中の森芸術劇場の入り口近くなんですね。



google map より



さて、これがその場面ですが、まず標識を見てください。

左の電柱に5つの標識があります。

ここに試験で走るうえで重要な標識があります。


それは40キロここまでの標識です。

40キロの標識の上に「ここまで」をあらわす青の斜め線の補助標識があります。


40キロはここまで。ということは右に曲がった道路は40キロではないはず。

道幅から考えて30キロではないか?とここで予測できます。


しかし、私はそんな標識は見ていません。

一時停止と左右確認、人や自転車への対応、右折をいかに適切に行なうかで必死です。


人も自転車もいなくなったので、スムーズにゆっくりと右折し、また真っ直ぐ走ります。

ここは最高速度は何キロなんだ?

雰囲気から考えて30キロだと判断、25キロぐらいで走行し、速度標識を必死に探します。

交差点から100mぐらいで30の標識を発見。そのまま25キロ付近を狙って走行します。


「次の信号を右」

右に曲がってすぐに速度標識を探し確認最高速度40キロ。

35キロ付近を狙います。


右側に学校があり、横断歩道があるので、

横断歩道の前ではアクセルをはなし人や自転車がいないか確認しながら通行。


この辺まではかなり明確に覚えているのですが、

ここから先はどこを走ってたのかよく思い出せません。

(この文は試験日の夜に書いています。)


ただ、普段車に乗っているときのような感じで運転できていました。

緊張もしていません。落ち着いていました。

とくに何も障害になるものがなかったんだと思います。


試験官「この近くに停止してください」

近くにといわれたので、すみやかにできるだけ路端に停止し、

ギアをニュートラルにし、サイドブレーキを引きます。

左側は植え込みが続く場所で、とくに問題なく停車できました。


前回はここで試験終了でしたので、とりあえずほっとしました。

試験官がすぐに

「発進してください」

といいます。

休んでいる暇はありません。


すみやかに発進しました。

道路工事の箇所がでてきて、工事現場のおじさんに誘導されます。

ゆっくりとそこを通過して、最後に工事のおじさんに手で挨拶しました。

試験官もよく手をあげて挨拶しているので、私もやってみようと思ったのでやりました。


わりと交通量は少なくて非常に走りやすい感じですすんでいます。

ただ、先頭車両になる場面が多かったので、常に速度に注意して走行していました。


突然、自転車のおばさんが横断歩道もないのに横切りました。

右側の歩道を走っていた自転車が飛び出してきたのです。


ただ、この自転車は見えてましたので、スムーズに急ブレーキを踏むことなく

落ち着いて余裕を持って止まれました。


自転車のおばさんが車道を横切ったところで、スムーズに発進しました。

私の路上試験のハイライトはここでしょうか。


気になったのは、50キロの片側二車線の広い道(甲州街道?)を走行中

道路の左側に消えかけの斜線のような表示があり、どこを走るべきか迷いました。


キープレフトをすべきか、その消えかけの線の右側を走るべきか迷いました。

その消えかけの線は車道外側線があるであろう場所にありましたので、その右側を走りました。


ここで教官がペンを始めて動かしたように見えたので、あー減点か?

やっぱりもっと左を走るべきだったか?

いや、ただペンを持ち替えただけかもしれない。

などと考えていると、少しテンションが下がりましたが、ここで集中を切らしてはなりません。


余計なことを考えると青信号でも発進しないなど、信じられないミスがおこります。

いままでみた他の受験者で、そういう人がいたことを思い出し、運転に集中しました。


だんだん、ボーっとしてきました。

きのうよく眠れなかったせいなのかか、集中しすぎて疲れてきたのか、

上手くいっているからはやく終わりたいのか。

長く走ればはしるほど減点の可能性がでてきます。


勝っているときの野球の9回裏のような気分になってきました。

なんか長い、まだやるのか。もう終わってくれーーー。

と思っていると、何か見たことのある風景。

なんと最初の発車地点に戻ってきました。


たぶんここで終了だろうと予測しましたが、なかなか停車してくださいコールがこない。

また一時停止のとこにいくのかーーー嫌だーーーー。


しばらくして「停車してください」

終わったーーーー。

路端にできるだけ寄せて停車。


「交代してください。」

さあ降車の儀式です。


ギアをニュートラルに入れ、サイドブレーキをかけ、クラッチとブレーキを踏んだままエンジンを切ります。

ギアをバックに入れて、クラッチ、ブレーキの順に足をはなします。

シートベルトを開けて、後方確認、ドアを半分あけてからすばやく降車。


教官はギアをバックに入れたところまではきちんとみていました。

そのあとはいろいろ書き込みをしていて見ていなかったと思います。

一応ひととおり型どおり降車の儀式をやりました。


あー終わった。今回は最後まで走れた。やりきった。

教官からは全く何も指摘されなかったし、

ペンも一回動いたかどうかというところなので、これは望み大じゃーーーーーー。


長かった。

はあ、開放された。



2016年3月27日日曜日

一発試験 2回目の1 【同乗受験者の走り】 府中運転免許試験場


二回目の一発試験のために、府中運転免許試験場に到着。

実技試験の待機所に座って待ちます。


試験官がぞろぞろと待機所に入ってきて説明がはじまりました。

私の走る順番は4人中2人目になりました。

試験官は一回目と違うベテランの方になりました。


一回目と同じく、MT車が2台、AT車が4台の体制です。

受験者が車に乗り込み、さあ一発試験のスタートです。



一発試験 一人目


この方は7回目の路上試験だそうです。

朝、待機所で同じく常連の方と話しているのを聞いて知りました。

路上試験のベテランともいえますので、1番目に起用されたと思われます。


乗車前に車の前方でしっかりとしゃがんで車の下をのぞきこんでいました。

乗車して、試験官に書類を渡すのですが、書類が一枚ないと指摘されていました。


トランクにあるということで、トランクを開けてくださいと試験官に言われて

彼がもぞもぞ操作すると、前方のボンネットが開きました。


普段なら笑うところですが、緊張した空気に包まれているため、

笑おうという気にもなりませんでした。

とりあえず、書類がそろって試験がスタートしました。


技術的には上手いと思う走りでしたが、緊張しているせいか、

いままで7回試験を受けた重みからなのか、非常に慎重な走り方でした。


目が見開き、なにがなんでも合格したいオーラがでまくってました。

走行してまもなく目を見開きすぎてまぶしいのか、

天井のサンバイザーを下ろして走行しはじめました。


大丈夫かな。予想外の大胆なことするな。

信号はちゃんと見えるかな?などと見ていてハラハラしていました。


長らくサンバイザーを下ろしたままなので、

興味はいつサンバイザーを上げるのかに変わっていましたが

だいたい5分ぐらいたってようやくサンバイザーをあげられました。


涙ぐましいぐらい慎重に走っていましたので、こちらもだんだん緊張してきました。

15分ぐらい走ったとき、前方左に自転車が車道を走っていました。

これは大ピンチだと思いました。


片側一車線、中央線は黄色。最高速度は40キロの道路です。

自転車の速度はおよそ15キロ。

どうするんだ? 自転車を抜くのか?抜かないのか?


この場合、黄色い線をはみ出して自転車を追い抜いていいのか?

いや、黄色の線ははみ出したらダメなはず。しかし、追い抜くにはスペースが足りないな。

彼は自転車を追い抜かずに、自転車の後ろを我慢して走行しました。


うわーどうするんじゃーピンチ。ものすごく速度が遅いぞ


すると運良く交差点が出てきて、信号が赤になり停止することができました。

自転車は車道から歩道を通ってどこかへいってしまいました。

いやーハラハラした。


無理して抜かずに走ったのは、多分これで正解だと思うけど、

これがもっと長く続いたら俺だったら耐えられんぞと考えていました。

このシーンのあとまもなく停車を命じられ、こんどは私の番ということになりました。



一発試験 3人目


私とスタートした地点は同じです。(後述)

ギアチェンジなど問題なく、乗りなれている方だと思いました。


すぐに一時停止と右折がありました。

一時停止をしっかり止まって、右折に入りましたが、

人がいるのにちょっと確認が甘いかなと私は思いました。


試験官も左右の様子を首を大きくふって、

もっとよくこんな風に確認しろとアピールしているような感じでした。


運転自体は問題ないのですが、信号の停止時に前車に詰めて止まられたので

試験官が、これまた前をのぞきこんで、「前車に詰めすぎだよ」と

無言のアピールをされているようにみえました。

赤ペンも動いています。


これはまずい。

普段の走りになってるんじゃないかなという感じです。


わりと広い道路なのに、信号のない横断歩道がでてきました。

横断歩道の反対車線側の手前に駐車車両があり、

その後ろから親子が横断歩道を渡ろうとしています。


私は、後部座席からこの親子が見えていました。

あー、気づいてない。


これは歩行者無視して通り過ぎちゃうと思ったとたんに、

急ブレーキがかかりました。


横断歩道直前で気づいたのでしょう。

親子は渡らせることはできましたが、たぶん相当な減点であろうと予想されます。

駐車車両のせいで親子が見えなかったのでしょうから、不運といえるでしょう。


ただ、この場合は横断歩道の前に車が停車していて、

歩行者がいるかどうかわからない状況なので

横断歩道の前で必ず一時停止しないとダメなケースです。




一発試験 4人目


たぶん初めて試験を受ける方だと思います。

かなり緊張されていて、勝手がわからず不安そうな感じがみえました。


走り出しから、緊張からか少しギクシャクした感じでした。

細かいミスがつづいておられました。


乗り心地は悪くなかったですが、一つ一つの動作が決まってない感じでした。

かるい渋滞のときに、交差点の停止線を越えたところで

信号が赤に変わってしまいました。


速度が超過していることを試験官に指摘されていました。

ただ、この道は速度標識が見えにくかったので、不運であったともいえます。


また、停車中の車両を追い越すときに「近い」という指摘もされていました。

真面目で賢そうな方だったので、次は修正されて挑戦されると思います。



2016年3月23日水曜日

二回目の一発試験 直前の路上練習 2 【右左折】 自動車運転免許

右左折の練習



運転免許の一発試験で最も重要なことは右左折だと思います。

右左折の技術的なことついては、のちほど一発試験対策として詳しく書こうと思います。

まず、ここでは事前練習の様子などを書きます。


もともと私は運転免許を持っていて、日常的に運転をしていたわけです。

もう、居間でテレビを見ているような感じで運転していました。

右折とか左折とか何も気にしていませんでした。

無意識に運転していたわけです。


さて、一発試験ですから、道路交通法に沿った正しい右左折をする必要があります。

正しい右左折の方法は、学科試験に合格したその日にもらった受験の手引きに書いてあります。

完全に受験の手引きに書いてあるとおりに右左折するのだという気迫をもって練習します。


左折の練習


特に左折は簡単だと軽視しがちです。

しかし、実はこれが最も難しいと思いますので何度も意識して練習します。


昼間の交通量の多いときに左折の練習をすると、他車に迷惑かもしれません。

なぜなら、正しい左折のスピードがゆっくりすぎるからです。


試験で行なう正しい左折のスピードで練習しないと何の意味もないので

周りに気をつかわないですむ夜は最適の練習時間になります。


幸い家の近所は道が割合広く、また夜はあまり車が通りませんので

そこで左折ばかりをする練習をしました。



交差点のみならず、曲がり角は徐行しなければなりません。

徐行とはおおむね10キロです。

このおおむね10キロで左折するというのはなかなか難しいです。


意識しないと20キロぐらいで曲がってしまいます。

20キロでもけっこう遅い感じがします。


おおむね10キロというのはAT車でしたらクリープ現象ぐらいの速度だと思います。

MT車でもアクセルは使わず、クラッチワークで曲がることになります。

たぶん速歩きぐらいのスピードだと思います。


また、曲がっている最中にアクセルを使うと、加速するのが早いと判定されます。

十分に曲がりきって進行方向にタイヤが真っ直ぐになったらアクセルを踏み始めます。

そうすることで車が安定するそうです。


これは、一回目の試験のときの講評で試験官に言われました。

これについては減点はなかったようですが、

私の運転で気になる点はないかを尋ねたときに

左折時には曲がりきってからアクセルを踏めばもっと自動車は安定するといわれました。


試験官は10キロで曲がっていても、自動車のタイヤが道路に平行になってから

アクセルを踏まないと自動車は安定していないと考えているのです。


私はあまりの細かさに身が引き締まり、これはただ事ではないと考え、

左折の練習をこんなに念入りにすることにしたのです。


左折についてはもっと詳しく書かねばなりません。

というより、一般的な感覚で、そんなに左折について深く考えることないんじゃないの?

そんなことを考えるのはバカじゃないかと思われるかもしれませんが

左折についてよく理解しておかないと、たとえ30年運転していても試験に通らないと思います。


私は、何度も繰り返し左折の練習、右折の練習を行なって、

正しい曲がり方がスムーズにできたと自分で思えるまでしつこくやってみました。


右折の練習


右折については、対向車との距離を判断して曲がらねばなりません。

重要なのは、素早く的確な判断と適切なタイミングで行動することになると思います。

ようするに、スムーズに適切なスピードで曲がれるかどうかがポイントになると思います。


試験官が運転する様子を同乗して体験しましたが、

右折についてはタイミングよくキビキビとスムーズに右折していました。

広い東八道路に入るときの右折などでは多分20キロ弱で曲がっていたと思います。


右折時はアクセルを使います。

そうでないと対向車の関係上危ないと思います。

クリープ現象だけで右折していたらかなり危ないです。


交差点は徐行、徐行とはおおむね10キロですが、

ときと場合によってはそれが20キロ近くになる場合もあると思います。

右折と左折は別物ですので、それぞれにあった適切な曲がり方が必要です。


ただ、一般的な感覚で20キロ弱は遅いです。

一般的には広い道路の右折は30キロぐらいのスピードで皆さん曲がられていると思います。

これはスピードの出しすぎで、もはや徐行とはいえません。

あせらずゆっくりとスムーズに右折することが大事です。


右折についても集中的に右折ばかりを続けてやってみました。

やればやるほど、いかに右折を正しく行なうことが難しいかがわかってきます。

身体が自然に正しい右折を覚えるように繰り返し練習しました。



右左折については、のちほどもっと詳しく一発試験対策として書きます。

一発試験に望まれる方は参考にしていただければ幸いです。





2016年3月7日月曜日

二回目の一発試験 直前の路上練習 1 【速度】 自動車運転免許


二回目の一発試験を明日にひかえ、夜に路上練習をしました。


重点的にやるべきことをまず決めました。


  • 速度
  • 右左折
  • 停車


  • 針路変更
  • 縦列駐車



速度


交差点を曲がってすぐの標識を見逃さない


最高速度を絶対に超えないという気持ちを持って練習します。


最高速度を超えないように運転することは比較的簡単です。

難しいのは、最高速度の標識や表示を素早く確実に見つけることです。


右左折後すぐに最高速度の標識がある場合が多いですので

これを見逃さない訓練が必要になってきます。


ただ、右左折のときは、歩行者や自転車や対向車に注意して曲がりますので

余裕がない状況にあるといえます。


やっと十分に注意して曲がりきった、さあ加速するぞというときに

最高速度の標識を見忘れる可能性が非常にあるわけです。



最高速度の標識がすぐにない場合



また、曲がってもすぐに最高速度の標識や表示がない場合もあります。

これが非常に厄介です。


60キロは府中では東八道路だけです。

50キロの道路もたいへん広く表示も多いのですぐにわかります。

問題は30キロなのかか40キロなのかが判らないケースです。


30キロか40キロかわからない場合は30キロだと決めて走ると事前に決めました。

ですので、最高速度の標識・表示が出てくるまでは27キロぐらいで走ります。

そう決めてしまえば、悩む必要はありません。


重要なことはあいまいにしないことです。

速度がわからないという状況下を想定して、そのときどうするかを決めておくことが重要です。


ちなみに最高速度を

5キロ以上オーバーすると-20点です。
5キロ以下オーバーすると-10点です。

また、逆に最高速度または通常出しえる速度よりも

5キロ以上遅い場合は-10点です。



交差点を曲がる前の標識に注目


あと、曲がる手前の標識にヒントがある場合もあります。

それは、40キロここまでという標識がある場合です。

40キロがここまでなのですから、次の曲がった道路は40キロではないわけです。


曲がった道路が片側一車線で少し狭い感じの道路であれば

おそらく30キロだろうと推定できるわけです。


たいていの場合は、交差点を曲がってすぐに標識がありますので

これを見逃さない訓練をします。


最高速度以下で走る路上練習


実際に最高速度を守りながら走る練習をします。

夜間で比較的広めの道が多く、走行車があまりいない道を選んで練習します。


特に30キロと40キロの道路の走り方が重要になりますので

30キロと40キロが混在した場所を近所でみつけて運転しました。


30キロの道路を実際に自動車で走ると、ものすごく遅くて忍耐が必要になります。

30キロの場合は25キロを目安に走りますので、アクセルのコントロールが難しいです。

ときどきブレーキも使わないとすぐに速度超過してしまいます。


非常にゆるやかな下り坂が危険で、注意しないと余裕で速度超過します。

とにかく25キロの速度で走ることを身体になじませます。

どんなことがあっても30キロを絶対に超えない走りをします。

速度維持だけでも疲れますほんと。


右左折してすぐに速度標識を探して見つける。

見つけたら速やかに最高速度から-5キロの速度を維持する。

曲がったらすぐに最高速度の標識を探して見つける。

これを繰返します。


やはりどれだけ注意していても、標識を見るのを忘れることがあります。

とくに対向車のいる右折時、横断歩道を渡る歩行者のいる左折時は

それらに気をつけるあまり完全に忘れることが多いです。

とにかく最高速度発見について意識することを心がけて練習しました。


つぎは、右左折の練習について書きます。

2016年3月2日水曜日

二回目の一発試験に向けての対策 1 自動車運転免許

一発試験の予約日変更


一回目の試験が終わったその日に、家から予約の電話をしてみました。

試験場の予約機で8日後に予約を取りましたが、

なんとかもうちょっと早く試験を受けたかったのです。


するとなんと2日後の午前が空いていました。

ラッキーーーーーー。

即2日後に予約を取りました。


一発試験で私が重視した項目


さて、一発試験の本番は明後日になりましたので、

一発試験の対策をしなければなりません。

一回目の一発試験の失敗をふまえて、やらなければならないと思ったのは


  • 最高速度の確認
  • 右左折の確認


この二つです。


特に最高速度を絶対にオーバーしない対策が必要だと思いました。

私も一回目の試験では、速度超過があったとあとで言われました。

また、同乗した受験者のいずれの方も速度について指摘をされていました。


「速度が超えていますよ」

「加速しましょう」

試験官からこのような指摘がそれぞれありました。


これは、この道路の最高速度をわかって走っていますか?

厳しく言い換えれば、

「わからずに走っているなら試験は落とすぞ。」

という意味に違いありません。


最高速度の対策


試験官は試験をする道について知り尽くしているはずです。

この道が何キロかなどは標識を見なくても把握しているでしょう。

しかし、受験者はそうではありません。


ネットで調べますと、府中運転免許試験場の路上試験で走るコースはいくつかあるようです。

次の試験でどのコースを走るのかはわかりません。

府中の試験場の周りを走ってコースを把握することは、練習に取れる時間を考えると不可能です。


私はグーグル・マップを見ることで、最高速度の対策をすることにしました。

試験場の周りの地図を印刷して張り合わせて大きな地図をつくります。

そして、主要な道路の速度を調べて最高速度ごとに色分けして道にラインを引くことにしました。


グーグルマップでは、ストリートビューという3Dの写真を見ることができますので

そのストリートビューで標識や表示をみつけて最高速度を調べました。


まず府中運転免許試験場の前を走る東八道路は最高速度の表示が無く、

60キロが最高速度になります。

このあたりで最高速度が60キロなのは、私が調べた限りこの道路だけです。


次に大きな道路は国道20号、いわゆる甲州街道で、

このあたりの最高速度は50キロです。

こんな感じで主要な道路をつぶしていきます。


そして、おそらくこの主要な道路に挟まれた部分で路上試験は行なわれると想定します。

私の一回目の試験コースは府中の森公園の周りでした。

ネットで調べますと、府中飛行場と味の素スタジアムの周りのコースもあるようです。


40キロと30キロの道路も調べます。

ただこれは多岐にわたりますので、走りそうな道をピックアップします。


まず、住宅密集地や狭い路地を路上試験では走りませんでした。

これは事故がおきないようにという配慮だと思います。


一回目の一発試験を体験して、試験のコースは公園や自衛隊基地の周りなど、

比較的走りやすい場所がコースとして選ばれていると思います。

ですので、巨大な公共施設の周りの道をよく調べることにしました。

このあたりに、40キロと30キロの道路が混在しています。


こうやって地図を調べることで、最高速度についての意識がかなり高められました。

ここまでして最高速度を見落とすことは、自分自身が許せないという気持ちになっています。

試験二日前は、この地図とストリートビューなどをみることで試験対策を終えました。



2016年2月26日金曜日

一発試験 1回目の3 【自分の走り】 府中運転免許試験場

一発試験開始


最後の4番目である私の番がきました。

意気揚々と車に乗り込みます。

発車の準備をとどこおりなく済ませ、

試験官の「発車してください」を聞いて発車しました。


すこし、アクセルをふかしすぎたでしょうか。

まあしかし、最初はしかたありません。

順調に車をすすめます。


前の3人の方の運転をみて、あまりにも慎重すぎて、

たどたどしく初心者のような運転になっていることに疑問を感じていましたので、

私はむしろ、長年乗ってるんだぞという感じを出そうと思い

スムーズな運転を心がけることにしました。


最初は慎重にやる予定でしたが、客観的にみていると、逆に危ないし、

印象がよくない運転に思えたからです。

滑らかに柔らかい運転を心がけました。


どうやら順調です。

まったく試験官のペンも動いていません。

この運転でいいんだという確信がもて、意気揚々と運転していました。


「次を左に曲がってください。」

次を左に曲がります。曲がってすぐに

「次を右です」


次右ね。ん?この道路はなんだ?

中央線がないぞ。いや、あるけどほとんど消えている。消したのか?

次右折だから、右によっていって右ウインカーを出して右折しよう。


対向車なし、右後方確認、すこし右によって

試験官「右にはみ出していますよ」

えっ?あっ、そうだよな。道の真ん中より右にはみ出しちゃダメだよな。


ん、線ないじゃないか?でもちょっと右により過ぎてるよな。

うわーこれもしかしたら一発アウトかも。

しかし、気を取り直して運転を続けました。


それから5分ぐらい走って停車の指示がきて停車すると。

試験官「これで終了です。」

ガーーーーーーーーン

停車から発進することができず、一発試験は行程の半分で終了しました。


試験官と運転を交代し試験場へ向かいました。

途中試験官の運転をよく観察しました。

きびきびスムーズに素早い判断で走っています。


試験官の講評


府中試験場に戻り、待機所に戻ります。

まず、最初に私が試験官に呼ばれました。

「一方通行ではないので、あそこは右折時に右に寄ってはダメです。」

とにこやかに指導されました。


線が消えかかってて状況がよく分からなくなったことを言うと

教官はそうだったねといった感じで笑顔をみせていました。

「ただ、標識をよく見ればヒントがあります。一方通行ならその標識がでていますよ。」

といわれました。


私は一方通行だとは全く思わなかったのですが、次に右折といわれて

右によったら消えてよく見えない中央線を越えてしまったという感じです。

この道は中央線があるのかないのかはっきりしてもらいたいものです。

中央線がはっきりとしていれば、中央線を越えることは絶対にないでしょう。


この道が、中央線がなかったとしてその走り方を検証すると、

正しくは中央線のない道路は、キープレフトで走り、

対向車がいなくても対向車が通れるスペースを空けて走らねばなりません。

その道から広い道に右折するときも、中央から右には出ずに右折せねばならなかったのです。


それから他にミスはありましたかときくと。

「速度超過しているところも一箇所ありました」

たぶん中央線を越えのあとのことだと想像します。

もう前件で一発アウトでしたので、指摘はされなかったのでしょう。


MT車の運転は久しぶりなのですが、MTの技術はどうでしたかときくと

それは問題ないとのことでした。

多少アクセルをふかしすぎたり、ギアチェンジなどでギクシャクするのは、

初めての試験車両では仕方がないとのことです。

MTで受験してもぜんぜん問題ないといわれほっとしました。


私は、講評が最初だったので、そのまま待機所を出て急いで次の予約へと向かいました。

同乗者で次のステップの場内試験にいけた人はいたのでしょうか?

それを確認したかったですが、予約を早くとりに行くことを優先しました。

予約は8日後になりました。トホホ。

2016年2月25日木曜日

一発試験 1回目の2 【同乗受験者の走り】 府中運転免許試験場



試験官が運転するクラウン・コンフォートが府中運転免許試験場を出て

目の前の東八道路に出ます。この東八道路は時速60キロが最高速度です。

最高速度の表示や標識はありません。


しばらく行ったところで、転回します。Uターンです。

東八道路を西へ向かって進み、府中運転免許試験場を越えたあたりで停車しました。

いよいよ、一発試験が始まります。


一発試験 一人目


非常に慎重な走りで、本当は上手くスムーズに走れるけれども

試験だからすべての動作をゆっくりやっているという感じの走り方でした。

そうか、こうやって走るのかと思いつつも、やりすぎじゃないかなとも思いました。


試験官のペンはところどころ動いています。

なんのミスなのかはっきりわかりません。


試験官に停車を指示され路端に停車し、また発進しました。後半戦に突入です。

「確認ちゃんとして」

前半はよく確認して右左折されていましたが、

後半に進路変更で首振り確認されなかったことを指摘されました。


次の赤信号で停止したときに、受験者が動揺しているのが伝わってきました。

信号が青に変わっても進みません。

「どうぞ進んでください。」


細かいミスがでてきました。

明らかに緊張の糸が切れています。

その後も


「加速しましょう」

など試験官から声かけがありました。

最高速度が何キロかわかってないだろという感じの口調でした。


こんなにがんばって慎重に運転しているのに細かく減点されるんだなあ。

と思い、この人は次の場内試験にいけるかギリギリだろうなと思いました。

試験官になにか指摘されるともう駄目というウワサも聞くので、もしそうなら残念な結果になります。


一発試験 二人目


二人目の方はあきらかに技術不足で、途中で試験が終了しました。

重大なミスで終了というよりは、もっと練習しないと免許はやれないという判断がされたと思います。

路上試験では20分ぐらい走るそうですが、10分も走らずに終わりました。


一発試験 三人目


スムーズに車を走らせています。

非常に順調です。

この人は通るんじゃないかと思いました。

試験官からの指摘もありません。


停車が終わり後半戦に突入しました。

「速度を下げてください」

これは大幅減点です。-20点。


ちなみに100点満点で70点以上で合格です。

加点はなく減点方式です。

もうミスは許されない状況といえると思います。


その後

「加速しましょう」

という指摘もされました。


これも減点されるのでしょう。

速度にたいする意識が甘いぞ、制限速度を把握していないだろう

という感じの口調です。


後半にゆるやかな上りの坂道がでてきました。

私は後部座席で、道が何キロかを常に確認していました。

このゆるやかな坂道は速度表示がでてきません。

彼は30キロで走っていました。


かなりたって30キロの標識がありました。正解です。

事前に走ったことがあるかもしれないなと思いました。

また、試験官に速度のことを言われていたので細心の注意をしたんだろうと思いました。


坂の頂上をすぎると下り坂になり、カーブが連続しています。

道には徐行とかいてあります。

前にはちょうど別のAT試験車両のプリウスが走っており、その車が徐行して下っていたので

三人目の方もつづけて徐行して走行されましたので、ここはうまくのりきったでしょう。

しばらくして、私と交代になりました。


速度超過の減点20点があるので

次のステップにすすめるかどうかは微妙な感じに思えました。

2016年2月22日月曜日

一発試験 1回目の1 【技能試験の説明など】 府中運転免許試験場

府中運転免許試験場到着まで


技能試験にそなえて早めに就寝。

しかし、眠れません。

ゴルフの前日もこんなふうに興奮して眠れなくなったのを思い出しました。

最近はゴルフに全く行っていません。


確認が大事だと思いましたので、ルームミラー→サイドミラー→目視

この練習を頭の中で繰り返しやっていました。

羊が一匹と数えるような効果もあると思いましたが、効果はありません。

寝ているのか寝ていないのかわからないまま目覚ましがなりました。


府中運転免許試験場までバスに乗ります。

バスの中でも今日の試験での運転をシミュレーションしていました。

バスは安全運転の鏡といえますので、参考にしようと思い、

運転手になったつもりでシミュレーションしました。



集合時間は8時30分。場所は路上試験待機所

路上試験待機所は入り口を入って西側にあるプレハブ小屋です。

約30分前に到着しました。



路上試験待機所の様子


待機所の中は小テーブルのついた椅子が40席ほど並べてあります。

来た人から自由に座っているようです。

前には教卓のようなテーブルがあり、AT試験車プリウスのシフトレバーの図などが貼ってあります。


室内は飲食禁止です。

ぞくぞくと受験者が集まってきます。

室内は静寂につつまれ皆が緊張の面持ちで座っています。



一発試験の受験者


一発試験の受験者はMT受験者が8名、AT受験者が16名でした。

MT車2台、AT車が4台で試験が行なわれます。

MT車はクラウン・コンフォート

AT車はプリウスです。


受験者の男女の比率は半々でした。

女性で一発試験を受けている人が多いことに驚きました。

この人たちも私と同じく、運転免許の更新忘れなのでしょうか?


待機所では受験者が気軽に話す雰囲気ではありません。

なぜここで試験を受けるかなどは聞けませんでした。

もし運転免許の更新忘れであれば、気の毒としかいえません。

女性でマニュアル車を受験される方はいませんでした。


試験官の説明


8時30分集合ですが、その5分前から試験官がぞくぞく室内に入ってきました。

時間前ですが説明が始まりました。

試験官は6名です。

どの試験官も白い制服を着ていて、髪型も整えられており、ピシッとしていてスキがない感じです。


書類の審査がはじまり、次に乗車別に座る場所を変えます。

私はMT2号車の4番目で、指定された席に座りました。

書類に関する説明が終わると次に、試験に関する説明がありました。



実技試験に関する説明


・試験は減点法であること。

・試験官の指示に従って走ること。

もし指示を忘れた場合は何度聞きなおしてもよい。

道を間違えても減点はないので、再度指示に従って走行すること。


・路上試験をクリアした場合は、試験場内で方向転換か縦列駐車を行なう。

縦列駐車 

駐車場所を行きすぎ、道路と平行に停車、

バックで駐車を行い、駐車完了時にはそれを報告する。

方向転換 

駐車場所を行きすぎ、道路と平行、または斜めに停車、

方向転換できるところまでバックし、方向を変え出て行く。




ひととおり説明が終わると、乗車時間が長いので

トイレに行ってから試験車両に行くように指示されました。


試験車両は待機所の前に並んでいます。

試験車両は白塗りで、警視庁と書かれています。

屋根にはタクシーのように表示板があり、試験中と書かれています。


仮免許所と試験用紙以外の荷物を試験車両のトランクに入れます。

携帯もトランクに入れるように言われました。

試験中に鳴った場合は不正行為とみなす場合もあるそうです。


1番目に試験をする人が助手席に乗り、あとは順不同で後席に3人乗り込みます。

試験中に受験者が交代するときは、後席の右側のドアは開けず、

左のドアから乗り降りするように言われました。

運転席に座った試験官が、皆がシートベルトをするのを確認すると、

とうとう車が動き出し一発試験が始まりました。



2016年2月21日日曜日

路上試験の直前練習 (路上試験対策講習)


マニュアル車で試験を受けることへの不安


府中運転免許試験場での路上試験はMT車で予約しました。

私は2年ぐらい前までマニュアル車に6年ほど乗っていました。

現在の自家用車はATです。


ですので仮免での路上練習はこのAT車で行なっていました。

しかし、試験の4日前ぐらいになると

「MT車で試験を受けて大丈夫かな?操作を忘れてないかな?」

などと不安になってきました。


最近はMT車に乗っている人はなかなかいません。

世の中の車の9割以上はオートマチックだと聞いたことがあります。

どうやったらMT車で練習できるだろうかと考えてネットで検索を始めました。


まず、レンタカーを調べましたが、レンタカーもATオンリーがほとんどです。

まれにMT車のあるレンタカー屋さんもありましたが、うちの近所ではありません。

また、レンタカーを仮免許で運転していいのかという問題もありますので

とりあえずレンタカーはあきらめました。


次に自動車学校を調べました。

もしかすると、ペーパードライバー講習のような形で、

場内を運転させてくれるようなところがあるんじゃないかと思いました。


すると、飛びこみで試験場の対策をしてくれる自動車学校が何軒かありました。

どうも、自動車学校で試験をするのではなく、

試験場で受験する生徒を教える自動車学校があるようです。


そんなのは知りませんでしたから、そういう自動車学校を調べたところ、

家から電車でいける範囲のところで、何軒かありました。

その中で、いちばん近いところで、いちばん安い値段で、50分間、

試験場対策の教習をしてくれるところをみつけました。


とりあえず電話をしてみて、路上試験用の講習をMT車で50分間受けたいというと

3日後の試験の前日なら空いているということで予約しました。

指定された駅前で待ち合わせし、そこから教習をスタートさせることになりました。


路上試験対策教習


予約日になり、待ち合わせの駅に10分前にいくと、もう教習車が停っていました。

教官と挨拶をすませ車に乗り込みました。

教官が車を運転し、路上で停車しました。


ここで、教官の講義がはじまりました。

教則本を片手に、どういう走り方をすれば試験に合格するかを講義されました。

なにか非常に熱心に語られているのですが、とにかく私はMT車を走らせることが目的でしたから

はやく講義が終わることを願っていました。

講義の内容は、学科試験に合格後ですので、ほとんど理解していましたので。


講義の途中で交通教則や走り方についての質問を教官がするのですが

質問に正しく答えているのに、それは違うと教官はいいます。

いやいや、学科を終えたばかりで、答えは合ってるはずなんだけど、違うことをいいます。


なんかおかしいなあ。大丈夫かこの教官。

別の質問がきて、正しくこたえると、それも違うといいます。

「来てよかったですね。今のままでは絶対試験は受かりませんよ。今日正しい知識を覚えてください。」

そう言われました。


あれーーーー?

そんな馬鹿な。おかしいんじゃないの。

とにかくこういう講義が30分も続いて私はイライラしてきました。


ようやく、講義が終わりやっと車を走らせることになりました。

久しぶりにマニュアル車に乗りましたが

ものすごく身体が覚えています。

自転車に何年も乗っていなくても自転車に乗れるように

なんの問題もなくMT車に乗れてました。

まあ6年も乗っていたのだから、そうだよなあと思いました。


ただ、教官はとにかくMT車における技術的な問題についてしつこく言ってきます。

運転中の注意はほとんどこれに費やされました。


ここまで書いてきて、教官の言動については具体的に書いていないことにお気づきだと思います。

あまりに出たら目なので、これを見ている方で試験を受けられる方がおられたら

その人に悪影響がでると思い、具体的には書きません。


人間の脳は、間違ったことを覚えてしまうと、そこから抜け出すのはたいへんです。

最初から正しいことを覚えてしまえば、苦労なくすごせます。

たとえば、漢字の書き順を間違って覚えたら、それを直すのはたいへんですが

最初から正しく覚えて書く練習をしていれば、なんの苦労もなく正しい順番を一生覚えているわけです。


運転操作や運転教則なんかも同じだと思います。

もし、この教官に初心者の方が教えてもらったとしたら、不幸以外のなにものでもありません。

黄色は「きいろ」ですが、この教官は「あおいろ」と覚えています。

ひどい間違いです。とんでもない間違いです。

この教官に間違いを指摘する人が全くいないことが恐ろしいです。


ほんの少しMT車に乗れましたが、自分のやりたいことは全くできていません。

最後に停車してくださいといわれたところからわざと数メートル先に停め

「あっ行き過ぎたのでバックします。」

といってバックの練習を自ら一回しました。

バックも覚えています。

半クラも無意識にやってバックしています。


笑顔で感謝を教官に伝えて別れました。

なにか、非常に嫌な気分になりました。

教官にたいしてではなく、自分がお金をケチって安い自動車学校で予約をとったことに後悔しました。

教官は何十年も信念をもってやっている感じがしたし、一生懸命教えてくれました。

しかし、根本的な間違いが多すぎます。

たぶん学科試験を受けても、絶対に一回では通らないと思います。

わざとでたらめを言っているのかと疑うレベルでした。

交通教則についても、運転方法についても

今考えても完全に間違っています。


正しい走り方については、学科試験合格後に試験場でもらう

受験の手引き

これに書いてありますので、これを熟読されることをおすすめします。


あとで府中の試験場で試験をうけてわかることですが

自動車学校の教官がこだわって教えていた技術的な問題など、どうでもいいことだとわかります。

試験ではそんなところは見ていません。

実際に気になったので、試験官にその問題について聞きましたが

そんなことは初めて乗る車だと当たり前なので減点しないと言われました。



やはり、自動車学校もいろいろあると思いますので、もし飛び込みで教習を受けようと思われる方は

ホームページの雰囲気を見れば、どの自動車学校を選べばいいか、

どこは選んじゃダメかがわかると思いますので、

私のような失敗をしないようにしてください。

なにか、トラウマになるような教習でした。

教官に悪気がないだけに、非常に後味が悪いです。



2016年2月14日日曜日

自動車運転免許の学科試験当日 2

学科試験の合否発表 自動車運転免許


1時間後ぐらいに、試験をうけた教室で合否の発表があります。

1時間、長いですが、自販機のコーヒーを飲んだり、スマホをいじったりしていました。

スマホは暇つぶしにいいですね。昔なら本を読んでいたところでしょうか。


さて、合否の時間になり、教室へ入りますと、試験を受けた座席に座るようにいわれました。

教室前方のテレビモニターに合格した人の受験番号が表示されると説明されました。

そしてとうとう合否の発表です。


テレビモニターに数字が表示されました。

必死で自分の受験番号を探します。

「ない。そんなはずはない。ないぞーーーー」


しばらくたって表示される数字が変わりました。

「あっそうか、テレビモニターにすべての受験番号は映りきらないから、

何回かに分けて表示されるのか」

ものすごくほっとしました。


しばらくすると、私の受験番号が表示されました。

一瞬あせりましたが、合格は当然と思っていましたのでわりと平静な気持ちでした。

あとのことになりますが、実技試験で合格したときとは喜びの度合いが全く違いました。



路上試験に向けての書類配布と説明


合格発表が終わると

「受験番号が無かった方は退出してください」

と試験官に言われ、不合格の方々がぞろぞろと退出されました。


「これはどうかな?ちょっとやだなあこの発表の仕方は」

昔、他の県で学科試験を受けたときの合否の発表は

オープンな広間の電光掲示板に合格者の番号がつき、

合格した人は教室に行き、不合格者は帰るという感じだったと記憶しています。

それだと、誰が合格して、誰が不合格だったかわからないですよね。


今回の合否の方法だと、誰が不合格かわかってしまうし、

不合格者の立場になれば恥をかいた気分になると思います。

合格発表の方法はもうちょっと考えたほうがいいのではないでしょうか?


合格者と不合格者の割合ですが、だいたい7~8割が合格でした。

東京で雪の日に交通機関が麻痺していても来た人たちですから

いつもよりは合格率は高かったのではないでしょうか?



不合格者の方々が退出されますと、

実技試験はすでにドライビングスクールなどで終わっている人たちと

これから実技試験を受ける人たちに別れて座らされます。


ほとんどが自動車教習所で実技試験はすでに終わられていて、

学科試験に受かればその日に免許がもらえる方々でした。

これからいわゆる一発試験、路上試験を受けるために説明を受ける人は8人ほどでした。


これから路上試験を府中運転免許試験場で受ける人たちには

受験の手引きという19ページの冊子をもらいます。

簡潔に実技試験のポイントが書かれています。

かなり重要なことが書かれていますので、よく読んで理解しておく必要があります。



担当の警察官の説明は主に路上試験を受けるときの予約の仕方についてでした。

予約カードをもらい、そのカードを予約機に差込み、モニタをタッチして予約します。

非常に簡単です。


路上試験の予約


さて、学科試験の帰りに路上試験の予約をします。

予約機のモニタを見ると、今日から15日後の日付が一番若い日付です。

自分の気持ちの中では2日後ぐらいに路上試験を受ける心づもりでしたので

ものすごくがっかりしました。


予約 15日後 午後


午前と午後が選べます。

受験料は先に払えるので、予約機のある3階の支払い窓口で先払いしました。

車両使用料 900円

予約を終え、まだまだ運転免許が取得できないことに少し絶望しながら帰宅しました。


路上試験予約の変更


予約は後で電話で変更できます。

予約専用ダイヤルがあり、空きがあれば電話で変更できます。

私は毎日電話しました。


そして8日後になんとか変更することができました。

ただ、午前しか空いていませんでした。

私は朝に弱いので、できれば午後が良かったのですが、そうもいっていられません。

早く免許を取らないと、仕事にも車を使っているので困るのです。


予約変更 8日後 午前に路上試験(一発試験)



2016年2月13日土曜日

自動車運転免許の学科試験当日 1

自動車運転免許の学科試験


当日は東京に雪が降りました。

電車が動いていない区間があり、午前の試験はあきらめ

午後の試験に間に合うように早めに出ました。


しかし、電車が大幅に遅れており午後の試験の受付時間に間に合うかどうかギリギリでしたので

府中運転免許試験場に電話をして遅れるかもしれないことを告げると、

雪のためなら仕方ないということで考慮してくれるという返事をいただきました。

ただ、ギリギリ時間に間に合いました。


書類を作成し、受験料 2200円 を払い適性検査を受けます。

目の検査をして合格したら、3階に行って手続きをすませます。

約1時間半後ぐらいに試験は始まります。


時間がありますので、府中運転免許試験場の地下の食堂で昼ごはんを食べました。

学食のような感じです。

メニューはラーメンとうどんとカレーがメインといった感じでした。

どれも500円ぐらいだったと思います。

カレーを食べましたが、まあまあおいしかったです。


運転免許 学科試験会場の様子


10分前に試験を受ける教室にいるようにいわれていたので15分前ぐらいに入室。

受験番号のかかれた椅子に座り待ちます。

教室は縦長で150人ぐらいは入れるでしょうか?

そんなに広い感じはしませんでしたが、それぐらいは入るでしょう。


たぶん雪が降ったせいで、受験者がいつもより少なかったのではと思います。

しかし、思ったよりは受験者はいました。100人弱ぐらいはいたと思います。

ただ、第一、第二、第三試験室があり、その日は第一試験室のみでしたので、

普段はこの2、3倍は受験者がいるのではと想像します。


運転免許 学科試験前の注意


鉛筆と消しゴムは前の机に置いてあり、それを使わねばなりません。

また、運転免許の学科試験の問題用紙は書き込みしてはいけません。

問題用紙は使いまわししているようです。

試験前に自分の問題用紙に書き込み等がないかチェックさせられます。


携帯電話の電源は切ります。

携帯がなったら不正行為になる可能性もあるので必ず切りましょう。

携帯電話が繋がらないように電波を遮断する装置を作動させるといっていましたが、

本当かどうかは確かめられないのでわかりません。


教室の前にテレビがあり、試験が始まるとそこに学科試験の残り時間が表示されます。

原付免許の学科試験も同時に行なわれますので、

普通免許と原付免許の試験の残り時間が両方表示されます。

解答用紙はマークシートです。



運転免許 学科試験開始と問題


学科試験の問題は、おおむね事前にやったスマホの問題や本の問題集と似たような内容でした。

最後の絵の問題、これは危険予測問題というそうですが、

この絵は問題集なんかと比べると写実的でした。


全くわからなかった問題が1問ありました。

こんな感じの問題です。


「踏切内に進入したが車がそこに止まってしまった。

列車に知らせるため発炎筒を使ったが切れてしまったので、

他に燃えるものを探して燃やした。」


私は×にしましたが、あとで調べると正解は○でした。


Amazonで買った普通免許の本を調べるとこの件について載っていました。

東京の踏み切りで、物を燃やす余裕など微塵もないと思います。

ただ、一時間に1本ぐらいしか列車が通らないようなところだと、

戦国時代のように物を燃やして、いわゆるのろしを上げて知らせる余裕はあるのでしょう。


あと標識で一方通行と左折可の違いがわかっているかどうかを問うベタな問題もありました。

約30分ぐらいで終わりましたので、あとの20分は間違いがないかどうかチェックにあてました。


まあ、学科試験の勉強はかなりやりましたので、絶対に受かるであろうという自信はありました。


つづき→運転免許の学科試験当日 2 へ




2016年2月9日火曜日

自動車運転免許の学科試験の勉強



自動車運転免許の学科試験が受けられるのは、仮免許を取得してから最短で6日目です。

私はとにかく早く運転免許を取り返したかったので、6日目に学科試験を受ける決意をしました。

路上練習と平行してやることになります。


ただ、一発試験の場合、路上試験を実際に行なうのは、

学科試験に合格して、路上試験の予約をしてからになりますのでまだまだ先です。

当面は学科試験に時間を割かねばなりません。



おそらくスマートフォンのアンドロイド・アプリで

運転免許の学科試験問題があるだろうと考え検索すると、いっぱいありました。

その中で、運転免許問題集という

そのものずばりの名前のアプリがありましたのでやってみました。

運転免許問題集




運転の基礎知識、標識・表示・信号などの項目があり、

またそれぞれ細かい項目にわかれて問題があります。

問題数は1210問です。(Ver 1.7)


とりあえず数問解いてみましたが、意外と難しく、ほんとにこんな問題がでるのか?

これは問題も解答も間違ってるんじゃないか?という疑問を持ちました。

しかし、本当にこんな問題が出て、問題文も解答も間違っていないことが後になってわかります。




スマホの問題を解きまくってもおそらく学科試験に合格するのではないかとも思いましたが、

問題文に疑問を持つ箇所があまりにも多いので、運転免許本を買うことにしました。

Amazonで評判の良かった 

1回でうかる! 普通免許 ポイント攻略 問題集 (NAGAOKA運転免許シリーズ)

という本を買いました。


1回でうかる! 普通免許ポイント攻略問題集 (NAGAOKA運転免許シリーズ)

運転免許合格アドバイザーズ 永岡書店 2016-02-24
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by ヨメレバ

2016年2月24日にタイトルは同じですが新しい本になりましたので、こちらをおすすめします。



前半は運転免許の教則について、後半は問題集となっています。

教則は約100ページほどでしたので、とりあえず隅から隅まで読んでみました。

読むというよりは、ざっと眺めてみたのですが、とりあえず隅から隅まで字を追っていきます。


絵がかなり多いので、つい絵だけを見ている感じになりがちなので、

文字を読むように努力しました。

読んでいると、問題を解いて気になっていた箇所がところどころ目にとまりますので、

そこをじっくり読んだりしながら読みすすめました。



読み終わりましたら、こんどはまたスマホで問題を解きまくりました。

こんどは、理解度が少し深まったあとで問題を解いていますから、正解率が格段に上がりました。

スマホで問題を解いていると、なんだか面白くなってきて、学科試験勉強にはまりだしてきました。

暇さえあれば、スマホで学科試験問題を解く状態が続きました。


学科試験の問題を解いていて、不正解や疑問を感じた箇所については、

購入した教則本で調べるようにしました。

この教則本だけでは飽き足らず、もっともっと詳しい教則本が欲しくなりましたが、

試験まで5日しかないことを考え、この教則本をよく読むことにしました。





また、教則本には載っていない疑問点もでてきましたので、そういう場合はネットで調べました。

ドライビングスクールの先生が、ブログで交通ルールについてのブログを書いて、

これがたいへん参考になりました。

飛鳥ドライビングカレッジ川崎 (裕)の学科教室


もし、これから学科テストや路上試験を受ける方はこのブログを見られることをおすすめします。



スマホの運転免許問題集をすべて正解にして解き終えたので、

こんどは高鍋免許学習というスマホ・アンドロイド・アプリ問題集を解きました。

(iPhone用もあるようです)






この高鍋免許学習は高鍋自動車学校が製作したアプリで、

問題集としてはたいへん素晴らしい出来です。

これも全問クリアしました。


学科試験予定日の前の日に、アマゾンで買った本の後半にある試験問題、5回分を解きました。

5回分中、全問正解はひとつもできませんでしたが、すべて90点以上の成績になりました。

しかし、ここまでやってまだよくわからない問題があることにびっくりしました。



学科試験のポイントや効果的な勉強方などについてはのちほどもっと詳しく書きたいと思います。







もし普通免許ポイント攻略問題集を購入される場合は、

新品か発行年数が最近の中古本にされることをおすすめします。


なぜなら、2008年が初版ですので、中古ですと現在の道路交通法とは異なる場合があります。

私がAmazonで新品で購入したものは2015年2月のものでした。


それでも、高齢者マークについて、

現在のルールとは異なる古いルールについて書かれている箇所があります。


現在では、高齢者マークは70歳以上の方は表示するように努める。(罰則なし)

というのが正しいルールです。


しかし、この教則本では、70歳以上は任意、75歳以上は義務となっています。

これは昔はそうでしたが、不評により2009年に変更になっています。

この本の別の箇所では、70歳以上は表示するように努めると正しくかかれていたりもします。


もしテストで、

70歳以上は高齢者マークをつける義務がある。

という問題が出たら答えは × です。義務ではありません。


70歳以上は高齢者マークをつけるのが望ましい。


という問題であれば答えは  です。

(2016年1月現在)


細かいですが、本当にこういう感じの問題がでますのでご注意ください。



2016年2月8日月曜日

仮免許での路上練習は5日間


一発試験を受ける場合、路上練習を5日間してからでないと学科試験は受けられません。

ですので、学科試験は仮免許を取得したその日から最短で6日目に受けられます。

私はとにかく早く免許を再取得したかったので、最短で学科試験を受けました。


仮免許といっしょに路上練習申告書をもらいます。

路上練習申告書には同乗者の免許番号と練習内容と練習時間を書き込む必要があります。


同乗者は免許取得後3年以上の人でなければなりません。

また私の場合は昔に免許をとったので、中型免許8tまでという免許です。

取得当初は普通免許だったのですが、

法が変わって数年前の免許更新時に限定の中型免許になりました。


この場合、同じく中型免許8tまでの免許以上の運転免許を持っている人でないと

同乗できないといわれました。

ですから、いまの普通免許を持っている方に同乗してもらう事はできないことになります。

私は同乗は母に頼みました。


練習時間はおおむね1日2時間程度とされています。

路上練習申告書の裏に練習項目が書いてあり、どの練習をしたか番号を書き込みます。


路上練習についての体験記や提案する効果的な練習方法はまたのちほど詳しく書きます。



2016年2月7日日曜日

仮免許取得のため府中運転免許試験場へ行く 6ヶ月以上の更新忘れにより

府中運転免許試験場にて


次の日に早速、住民票(300円)と写真を持って府中運転免許試験場に行きました。


運転免許の失効後6か月を超え1年以内の場合は、仮免許を発行してもらえます。

窓口の婦警さんが、7、8、9、10、11、12と数えて免許更新日から6ヶ月以上過ぎていることを確認。

8t限定の中型免許の仮免許を発行してくれました。


仮免許書は、白い画用紙のような紙に自分の写真を貼った簡素なものです。

仮免許発行手数料 2,650 円

その後、免許を再取得するためのスケジュール用紙を渡され

今後の免許所得までの流れを丁寧に説明していただきました。


免許を失効したことについて悔いながら試験場をあとにしました。




免許再取得までのスケジュール


一発試験で免許再取得をするには、

路上練習5日間→学科試験→路上試験→取得時講習→免許発行

というスケジュールになります。


府中運転免許試験場で受験する場合、この順番でなければなりません。

路上試験を受けるには必ず学科試験をクリアする必要があります。



自動車教習所で運転免許を取る場合


自動車学校に入校して、そこで実技試験を受ける方法もあります。

ただこれは時間もお金もかかります。

仮免を持っている状態からだと、約10万円ぐらいはかかるようです。


ただ、合格率は約80%ぐらいらしいですので

ほぼ確実に運転免許が取れます。

自動車運転免許の全体の合格率は70%ぐらいらしいです。

ちなみに一発試験での合格率は5%です。


この差はなんなんでしょう(笑)

教習所の合格率が低いと誰も教習所に行きませんので

教習所の実技試験は甘いのでしょう。


警察でやる一発試験は、運転経験者が免許取り消しや

私のように免許の更新忘れで受けられる方が多いと思います。

運転経験者が多いにもかかわらず合格率5%は厳しいですね。


一発試験の受験料は安いですから、合格率が上がると

自動車教習所が潰れることは予測できますね。

そういう配慮でもあるのでしょうか?




自動車教習所は次の3つがあります。


  • 指定自動車教習所
  • 届出自動車教習所
  • 指定外自動車教習所

指定自動車教習所ですと、そこで路上試験が受けられます。

そして、運転免許試験場で学科試験を受けて合格すれば運転免許がもらえます。


届出自動車教習所と指定外自動車教習所は運転を教えるだけで

自動車教習所では路上試験は受けられません。

警察の運転免許試験場で受験することになります。

ご注意ください。



自動車運転免許の更新忘れに気づく 6ヵ月以上過ぎてました

運転免許の期限切れに気づく


子供が風邪をひき病院へいく準備をしていました。

診察券がない。

あれ?財布に入れてたかな?


財布の中を探しますと、自動車運転免許書が目に入りました。

あれ?平成27年?このあいだ年賀状を作ったとき平成28年と書いたよな?

えーーーーーーーーーーーーっ。

運転免許の期限すぎてるよ。




電話



すぐにネットで警察の運転免許担当の電話番号を調べて電話。

私 「自動車運転免許の期限が切れてるんですけどどうしたらいいですか?」

警 「誕生日は?」

私 「5月○日です。」

警 「誕生日の一ヵ月後から六ヶ月までだったらまだ間に合うんだけど、7月、8、9、10、11、12・・・」

警 「免許は失効しています。」

私 「えーーーーーーーーっ」

警 「ただ、六ヶ月以上一年以内ですと仮免許は手続きすればすぐもらえます。学科試験と路上試験に合格すればまた運転免許が発行されます。」


学科試験はともかく、路上試験ということは、警察の試験場でやるいわゆる一発試験か?


とりあえず、住民票など必要なものをそろえて府中運転免許試験場に行かねばなりません。


東京都の場合

・失効した運転免許証
・写真2枚(縦3cm×横2.4cm、正面、上三分身、無帽、無背景、撮影後6か月以内)
・本籍地記載の住民票(個人番号(マイナンバー)が記載されていないもの)

警視庁 有効期限を過ぎてしまった方の手続(失効手続)


いてもたってもいられませんので明日、府中運転免許試験場に行くことにしました。