2016年3月27日日曜日

一発試験 2回目の1 【同乗受験者の走り】 府中運転免許試験場


二回目の一発試験のために、府中運転免許試験場に到着。

実技試験の待機所に座って待ちます。


試験官がぞろぞろと待機所に入ってきて説明がはじまりました。

私の走る順番は4人中2人目になりました。

試験官は一回目と違うベテランの方になりました。


一回目と同じく、MT車が2台、AT車が4台の体制です。

受験者が車に乗り込み、さあ一発試験のスタートです。



一発試験 一人目


この方は7回目の路上試験だそうです。

朝、待機所で同じく常連の方と話しているのを聞いて知りました。

路上試験のベテランともいえますので、1番目に起用されたと思われます。


乗車前に車の前方でしっかりとしゃがんで車の下をのぞきこんでいました。

乗車して、試験官に書類を渡すのですが、書類が一枚ないと指摘されていました。


トランクにあるということで、トランクを開けてくださいと試験官に言われて

彼がもぞもぞ操作すると、前方のボンネットが開きました。


普段なら笑うところですが、緊張した空気に包まれているため、

笑おうという気にもなりませんでした。

とりあえず、書類がそろって試験がスタートしました。


技術的には上手いと思う走りでしたが、緊張しているせいか、

いままで7回試験を受けた重みからなのか、非常に慎重な走り方でした。


目が見開き、なにがなんでも合格したいオーラがでまくってました。

走行してまもなく目を見開きすぎてまぶしいのか、

天井のサンバイザーを下ろして走行しはじめました。


大丈夫かな。予想外の大胆なことするな。

信号はちゃんと見えるかな?などと見ていてハラハラしていました。


長らくサンバイザーを下ろしたままなので、

興味はいつサンバイザーを上げるのかに変わっていましたが

だいたい5分ぐらいたってようやくサンバイザーをあげられました。


涙ぐましいぐらい慎重に走っていましたので、こちらもだんだん緊張してきました。

15分ぐらい走ったとき、前方左に自転車が車道を走っていました。

これは大ピンチだと思いました。


片側一車線、中央線は黄色。最高速度は40キロの道路です。

自転車の速度はおよそ15キロ。

どうするんだ? 自転車を抜くのか?抜かないのか?


この場合、黄色い線をはみ出して自転車を追い抜いていいのか?

いや、黄色の線ははみ出したらダメなはず。しかし、追い抜くにはスペースが足りないな。

彼は自転車を追い抜かずに、自転車の後ろを我慢して走行しました。


うわーどうするんじゃーピンチ。ものすごく速度が遅いぞ


すると運良く交差点が出てきて、信号が赤になり停止することができました。

自転車は車道から歩道を通ってどこかへいってしまいました。

いやーハラハラした。


無理して抜かずに走ったのは、多分これで正解だと思うけど、

これがもっと長く続いたら俺だったら耐えられんぞと考えていました。

このシーンのあとまもなく停車を命じられ、こんどは私の番ということになりました。



一発試験 3人目


私とスタートした地点は同じです。(後述)

ギアチェンジなど問題なく、乗りなれている方だと思いました。


すぐに一時停止と右折がありました。

一時停止をしっかり止まって、右折に入りましたが、

人がいるのにちょっと確認が甘いかなと私は思いました。


試験官も左右の様子を首を大きくふって、

もっとよくこんな風に確認しろとアピールしているような感じでした。


運転自体は問題ないのですが、信号の停止時に前車に詰めて止まられたので

試験官が、これまた前をのぞきこんで、「前車に詰めすぎだよ」と

無言のアピールをされているようにみえました。

赤ペンも動いています。


これはまずい。

普段の走りになってるんじゃないかなという感じです。


わりと広い道路なのに、信号のない横断歩道がでてきました。

横断歩道の反対車線側の手前に駐車車両があり、

その後ろから親子が横断歩道を渡ろうとしています。


私は、後部座席からこの親子が見えていました。

あー、気づいてない。


これは歩行者無視して通り過ぎちゃうと思ったとたんに、

急ブレーキがかかりました。


横断歩道直前で気づいたのでしょう。

親子は渡らせることはできましたが、たぶん相当な減点であろうと予想されます。

駐車車両のせいで親子が見えなかったのでしょうから、不運といえるでしょう。


ただ、この場合は横断歩道の前に車が停車していて、

歩行者がいるかどうかわからない状況なので

横断歩道の前で必ず一時停止しないとダメなケースです。




一発試験 4人目


たぶん初めて試験を受ける方だと思います。

かなり緊張されていて、勝手がわからず不安そうな感じがみえました。


走り出しから、緊張からか少しギクシャクした感じでした。

細かいミスがつづいておられました。


乗り心地は悪くなかったですが、一つ一つの動作が決まってない感じでした。

かるい渋滞のときに、交差点の停止線を越えたところで

信号が赤に変わってしまいました。


速度が超過していることを試験官に指摘されていました。

ただ、この道は速度標識が見えにくかったので、不運であったともいえます。


また、停車中の車両を追い越すときに「近い」という指摘もされていました。

真面目で賢そうな方だったので、次は修正されて挑戦されると思います。



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