2016年3月29日火曜日

一発試験 2回目の2 【自分の走り 路上試験】 府中運転免許試験場


ここからスタート google map より


私の路上試験の順番は二番目です。

車がほとんど通らない片側一車線の真っ直ぐな道からスタート。

あとでグーグルマップでしらべますと、自衛隊基地と公園の間の道です。


まず、車の後方前方の状況確認し、車に乗り込みます。

ひととおり、乗車の儀式のような事柄をこなしていきます。

ルームミラーは一人目の方とは全く角度が違っていましたので本気で直しました。


教官はこのとき忙しく書類に書き込みをしていますので、

ここまでの一連の動きは多分見ていないなと思いつつも、

型どおりに乗車儀式をちゃくちゃくと行います。


教官から

「準備ができたらエンジンをかけてください。」

といわれますので「はい」と答えます。


最後にサイドブレーキが引かれていることを確認、

ギアがバックに入っていますので、クラッチとブレーキを踏んでニュートラルに変更。

さあ、準備ができましたので、エンジンをかけます。


「発進してください」

教官の声を聞いて、ハザードを消し、右ウインカーを出し、

左首振り確認、右サイドミラー確認、右後方を目視で確認して発進しました。

発進のときは、他車が全くいなかったので、スムーズにできました。

アクセルワークも滑らかに柔らかく発進できました。


後ろ座席に乗っているときに、この道の最高速度が40キロであることを確認していましたので、

スムーズに加速し、35キロを狙って走りました。

今日は絶対に最高速度オーバーをしないと本気で決心していました。


センターパネルにデジタル速度計があり、教官はそれを見ています。

デジタルなので、速度超過しているかどうかは、明確にわかってしまいます。


ちなみに速度オーバーを走行中に指摘された人はこの日二人いましたが

二人とも10キロオーバーで走っていました。

想像ですが10キロオーバーだと受験者にそのことを言うという決まりがあるのではないでしょうか?


真っ直ぐ走っていると「次を左に行ってください」と教官が指示。

はい見えてきました「止まれ」の道路標示と標識。

一時停止をしないとこれだけで試験は不合格です。


確実に一時停止し、状況を確認します。

ここは信号のない小さな交差点ですが、人と自転車がけっこう横断する危ないところです。

府中の森芸術劇場の入り口近くなんですね。



google map より



さて、これがその場面ですが、まず標識を見てください。

左の電柱に5つの標識があります。

ここに試験で走るうえで重要な標識があります。


それは40キロここまでの標識です。

40キロの標識の上に「ここまで」をあらわす青の斜め線の補助標識があります。


40キロはここまで。ということは右に曲がった道路は40キロではないはず。

道幅から考えて30キロではないか?とここで予測できます。


しかし、私はそんな標識は見ていません。

一時停止と左右確認、人や自転車への対応、右折をいかに適切に行なうかで必死です。


人も自転車もいなくなったので、スムーズにゆっくりと右折し、また真っ直ぐ走ります。

ここは最高速度は何キロなんだ?

雰囲気から考えて30キロだと判断、25キロぐらいで走行し、速度標識を必死に探します。

交差点から100mぐらいで30の標識を発見。そのまま25キロ付近を狙って走行します。


「次の信号を右」

右に曲がってすぐに速度標識を探し確認最高速度40キロ。

35キロ付近を狙います。


右側に学校があり、横断歩道があるので、

横断歩道の前ではアクセルをはなし人や自転車がいないか確認しながら通行。


この辺まではかなり明確に覚えているのですが、

ここから先はどこを走ってたのかよく思い出せません。

(この文は試験日の夜に書いています。)


ただ、普段車に乗っているときのような感じで運転できていました。

緊張もしていません。落ち着いていました。

とくに何も障害になるものがなかったんだと思います。


試験官「この近くに停止してください」

近くにといわれたので、すみやかにできるだけ路端に停止し、

ギアをニュートラルにし、サイドブレーキを引きます。

左側は植え込みが続く場所で、とくに問題なく停車できました。


前回はここで試験終了でしたので、とりあえずほっとしました。

試験官がすぐに

「発進してください」

といいます。

休んでいる暇はありません。


すみやかに発進しました。

道路工事の箇所がでてきて、工事現場のおじさんに誘導されます。

ゆっくりとそこを通過して、最後に工事のおじさんに手で挨拶しました。

試験官もよく手をあげて挨拶しているので、私もやってみようと思ったのでやりました。


わりと交通量は少なくて非常に走りやすい感じですすんでいます。

ただ、先頭車両になる場面が多かったので、常に速度に注意して走行していました。


突然、自転車のおばさんが横断歩道もないのに横切りました。

右側の歩道を走っていた自転車が飛び出してきたのです。


ただ、この自転車は見えてましたので、スムーズに急ブレーキを踏むことなく

落ち着いて余裕を持って止まれました。


自転車のおばさんが車道を横切ったところで、スムーズに発進しました。

私の路上試験のハイライトはここでしょうか。


気になったのは、50キロの片側二車線の広い道(甲州街道?)を走行中

道路の左側に消えかけの斜線のような表示があり、どこを走るべきか迷いました。


キープレフトをすべきか、その消えかけの線の右側を走るべきか迷いました。

その消えかけの線は車道外側線があるであろう場所にありましたので、その右側を走りました。


ここで教官がペンを始めて動かしたように見えたので、あー減点か?

やっぱりもっと左を走るべきだったか?

いや、ただペンを持ち替えただけかもしれない。

などと考えていると、少しテンションが下がりましたが、ここで集中を切らしてはなりません。


余計なことを考えると青信号でも発進しないなど、信じられないミスがおこります。

いままでみた他の受験者で、そういう人がいたことを思い出し、運転に集中しました。


だんだん、ボーっとしてきました。

きのうよく眠れなかったせいなのかか、集中しすぎて疲れてきたのか、

上手くいっているからはやく終わりたいのか。

長く走ればはしるほど減点の可能性がでてきます。


勝っているときの野球の9回裏のような気分になってきました。

なんか長い、まだやるのか。もう終わってくれーーー。

と思っていると、何か見たことのある風景。

なんと最初の発車地点に戻ってきました。


たぶんここで終了だろうと予測しましたが、なかなか停車してくださいコールがこない。

また一時停止のとこにいくのかーーー嫌だーーーー。


しばらくして「停車してください」

終わったーーーー。

路端にできるだけ寄せて停車。


「交代してください。」

さあ降車の儀式です。


ギアをニュートラルに入れ、サイドブレーキをかけ、クラッチとブレーキを踏んだままエンジンを切ります。

ギアをバックに入れて、クラッチ、ブレーキの順に足をはなします。

シートベルトを開けて、後方確認、ドアを半分あけてからすばやく降車。


教官はギアをバックに入れたところまではきちんとみていました。

そのあとはいろいろ書き込みをしていて見ていなかったと思います。

一応ひととおり型どおり降車の儀式をやりました。


あー終わった。今回は最後まで走れた。やりきった。

教官からは全く何も指摘されなかったし、

ペンも一回動いたかどうかというところなので、これは望み大じゃーーーーーー。


長かった。

はあ、開放された。



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