2016年2月26日金曜日

一発試験 1回目の3 【自分の走り】 府中運転免許試験場

一発試験開始


最後の4番目である私の番がきました。

意気揚々と車に乗り込みます。

発車の準備をとどこおりなく済ませ、

試験官の「発車してください」を聞いて発車しました。


すこし、アクセルをふかしすぎたでしょうか。

まあしかし、最初はしかたありません。

順調に車をすすめます。


前の3人の方の運転をみて、あまりにも慎重すぎて、

たどたどしく初心者のような運転になっていることに疑問を感じていましたので、

私はむしろ、長年乗ってるんだぞという感じを出そうと思い

スムーズな運転を心がけることにしました。


最初は慎重にやる予定でしたが、客観的にみていると、逆に危ないし、

印象がよくない運転に思えたからです。

滑らかに柔らかい運転を心がけました。


どうやら順調です。

まったく試験官のペンも動いていません。

この運転でいいんだという確信がもて、意気揚々と運転していました。


「次を左に曲がってください。」

次を左に曲がります。曲がってすぐに

「次を右です」


次右ね。ん?この道路はなんだ?

中央線がないぞ。いや、あるけどほとんど消えている。消したのか?

次右折だから、右によっていって右ウインカーを出して右折しよう。


対向車なし、右後方確認、すこし右によって

試験官「右にはみ出していますよ」

えっ?あっ、そうだよな。道の真ん中より右にはみ出しちゃダメだよな。


ん、線ないじゃないか?でもちょっと右により過ぎてるよな。

うわーこれもしかしたら一発アウトかも。

しかし、気を取り直して運転を続けました。


それから5分ぐらい走って停車の指示がきて停車すると。

試験官「これで終了です。」

ガーーーーーーーーン

停車から発進することができず、一発試験は行程の半分で終了しました。


試験官と運転を交代し試験場へ向かいました。

途中試験官の運転をよく観察しました。

きびきびスムーズに素早い判断で走っています。


試験官の講評


府中試験場に戻り、待機所に戻ります。

まず、最初に私が試験官に呼ばれました。

「一方通行ではないので、あそこは右折時に右に寄ってはダメです。」

とにこやかに指導されました。


線が消えかかってて状況がよく分からなくなったことを言うと

教官はそうだったねといった感じで笑顔をみせていました。

「ただ、標識をよく見ればヒントがあります。一方通行ならその標識がでていますよ。」

といわれました。


私は一方通行だとは全く思わなかったのですが、次に右折といわれて

右によったら消えてよく見えない中央線を越えてしまったという感じです。

この道は中央線があるのかないのかはっきりしてもらいたいものです。

中央線がはっきりとしていれば、中央線を越えることは絶対にないでしょう。


この道が、中央線がなかったとしてその走り方を検証すると、

正しくは中央線のない道路は、キープレフトで走り、

対向車がいなくても対向車が通れるスペースを空けて走らねばなりません。

その道から広い道に右折するときも、中央から右には出ずに右折せねばならなかったのです。


それから他にミスはありましたかときくと。

「速度超過しているところも一箇所ありました」

たぶん中央線を越えのあとのことだと想像します。

もう前件で一発アウトでしたので、指摘はされなかったのでしょう。


MT車の運転は久しぶりなのですが、MTの技術はどうでしたかときくと

それは問題ないとのことでした。

多少アクセルをふかしすぎたり、ギアチェンジなどでギクシャクするのは、

初めての試験車両では仕方がないとのことです。

MTで受験してもぜんぜん問題ないといわれほっとしました。


私は、講評が最初だったので、そのまま待機所を出て急いで次の予約へと向かいました。

同乗者で次のステップの場内試験にいけた人はいたのでしょうか?

それを確認したかったですが、予約を早くとりに行くことを優先しました。

予約は8日後になりました。トホホ。

2016年2月25日木曜日

一発試験 1回目の2 【同乗受験者の走り】 府中運転免許試験場



試験官が運転するクラウン・コンフォートが府中運転免許試験場を出て

目の前の東八道路に出ます。この東八道路は時速60キロが最高速度です。

最高速度の表示や標識はありません。


しばらく行ったところで、転回します。Uターンです。

東八道路を西へ向かって進み、府中運転免許試験場を越えたあたりで停車しました。

いよいよ、一発試験が始まります。


一発試験 一人目


非常に慎重な走りで、本当は上手くスムーズに走れるけれども

試験だからすべての動作をゆっくりやっているという感じの走り方でした。

そうか、こうやって走るのかと思いつつも、やりすぎじゃないかなとも思いました。


試験官のペンはところどころ動いています。

なんのミスなのかはっきりわかりません。


試験官に停車を指示され路端に停車し、また発進しました。後半戦に突入です。

「確認ちゃんとして」

前半はよく確認して右左折されていましたが、

後半に進路変更で首振り確認されなかったことを指摘されました。


次の赤信号で停止したときに、受験者が動揺しているのが伝わってきました。

信号が青に変わっても進みません。

「どうぞ進んでください。」


細かいミスがでてきました。

明らかに緊張の糸が切れています。

その後も


「加速しましょう」

など試験官から声かけがありました。

最高速度が何キロかわかってないだろという感じの口調でした。


こんなにがんばって慎重に運転しているのに細かく減点されるんだなあ。

と思い、この人は次の場内試験にいけるかギリギリだろうなと思いました。

試験官になにか指摘されるともう駄目というウワサも聞くので、もしそうなら残念な結果になります。


一発試験 二人目


二人目の方はあきらかに技術不足で、途中で試験が終了しました。

重大なミスで終了というよりは、もっと練習しないと免許はやれないという判断がされたと思います。

路上試験では20分ぐらい走るそうですが、10分も走らずに終わりました。


一発試験 三人目


スムーズに車を走らせています。

非常に順調です。

この人は通るんじゃないかと思いました。

試験官からの指摘もありません。


停車が終わり後半戦に突入しました。

「速度を下げてください」

これは大幅減点です。-20点。


ちなみに100点満点で70点以上で合格です。

加点はなく減点方式です。

もうミスは許されない状況といえると思います。


その後

「加速しましょう」

という指摘もされました。


これも減点されるのでしょう。

速度にたいする意識が甘いぞ、制限速度を把握していないだろう

という感じの口調です。


後半にゆるやかな上りの坂道がでてきました。

私は後部座席で、道が何キロかを常に確認していました。

このゆるやかな坂道は速度表示がでてきません。

彼は30キロで走っていました。


かなりたって30キロの標識がありました。正解です。

事前に走ったことがあるかもしれないなと思いました。

また、試験官に速度のことを言われていたので細心の注意をしたんだろうと思いました。


坂の頂上をすぎると下り坂になり、カーブが連続しています。

道には徐行とかいてあります。

前にはちょうど別のAT試験車両のプリウスが走っており、その車が徐行して下っていたので

三人目の方もつづけて徐行して走行されましたので、ここはうまくのりきったでしょう。

しばらくして、私と交代になりました。


速度超過の減点20点があるので

次のステップにすすめるかどうかは微妙な感じに思えました。

2016年2月22日月曜日

一発試験 1回目の1 【技能試験の説明など】 府中運転免許試験場

府中運転免許試験場到着まで


技能試験にそなえて早めに就寝。

しかし、眠れません。

ゴルフの前日もこんなふうに興奮して眠れなくなったのを思い出しました。

最近はゴルフに全く行っていません。


確認が大事だと思いましたので、ルームミラー→サイドミラー→目視

この練習を頭の中で繰り返しやっていました。

羊が一匹と数えるような効果もあると思いましたが、効果はありません。

寝ているのか寝ていないのかわからないまま目覚ましがなりました。


府中運転免許試験場までバスに乗ります。

バスの中でも今日の試験での運転をシミュレーションしていました。

バスは安全運転の鏡といえますので、参考にしようと思い、

運転手になったつもりでシミュレーションしました。



集合時間は8時30分。場所は路上試験待機所

路上試験待機所は入り口を入って西側にあるプレハブ小屋です。

約30分前に到着しました。



路上試験待機所の様子


待機所の中は小テーブルのついた椅子が40席ほど並べてあります。

来た人から自由に座っているようです。

前には教卓のようなテーブルがあり、AT試験車プリウスのシフトレバーの図などが貼ってあります。


室内は飲食禁止です。

ぞくぞくと受験者が集まってきます。

室内は静寂につつまれ皆が緊張の面持ちで座っています。



一発試験の受験者


一発試験の受験者はMT受験者が8名、AT受験者が16名でした。

MT車2台、AT車が4台で試験が行なわれます。

MT車はクラウン・コンフォート

AT車はプリウスです。


受験者の男女の比率は半々でした。

女性で一発試験を受けている人が多いことに驚きました。

この人たちも私と同じく、運転免許の更新忘れなのでしょうか?


待機所では受験者が気軽に話す雰囲気ではありません。

なぜここで試験を受けるかなどは聞けませんでした。

もし運転免許の更新忘れであれば、気の毒としかいえません。

女性でマニュアル車を受験される方はいませんでした。


試験官の説明


8時30分集合ですが、その5分前から試験官がぞくぞく室内に入ってきました。

時間前ですが説明が始まりました。

試験官は6名です。

どの試験官も白い制服を着ていて、髪型も整えられており、ピシッとしていてスキがない感じです。


書類の審査がはじまり、次に乗車別に座る場所を変えます。

私はMT2号車の4番目で、指定された席に座りました。

書類に関する説明が終わると次に、試験に関する説明がありました。



実技試験に関する説明


・試験は減点法であること。

・試験官の指示に従って走ること。

もし指示を忘れた場合は何度聞きなおしてもよい。

道を間違えても減点はないので、再度指示に従って走行すること。


・路上試験をクリアした場合は、試験場内で方向転換か縦列駐車を行なう。

縦列駐車 

駐車場所を行きすぎ、道路と平行に停車、

バックで駐車を行い、駐車完了時にはそれを報告する。

方向転換 

駐車場所を行きすぎ、道路と平行、または斜めに停車、

方向転換できるところまでバックし、方向を変え出て行く。




ひととおり説明が終わると、乗車時間が長いので

トイレに行ってから試験車両に行くように指示されました。


試験車両は待機所の前に並んでいます。

試験車両は白塗りで、警視庁と書かれています。

屋根にはタクシーのように表示板があり、試験中と書かれています。


仮免許所と試験用紙以外の荷物を試験車両のトランクに入れます。

携帯もトランクに入れるように言われました。

試験中に鳴った場合は不正行為とみなす場合もあるそうです。


1番目に試験をする人が助手席に乗り、あとは順不同で後席に3人乗り込みます。

試験中に受験者が交代するときは、後席の右側のドアは開けず、

左のドアから乗り降りするように言われました。

運転席に座った試験官が、皆がシートベルトをするのを確認すると、

とうとう車が動き出し一発試験が始まりました。



2016年2月21日日曜日

路上試験の直前練習 (路上試験対策講習)


マニュアル車で試験を受けることへの不安


府中運転免許試験場での路上試験はMT車で予約しました。

私は2年ぐらい前までマニュアル車に6年ほど乗っていました。

現在の自家用車はATです。


ですので仮免での路上練習はこのAT車で行なっていました。

しかし、試験の4日前ぐらいになると

「MT車で試験を受けて大丈夫かな?操作を忘れてないかな?」

などと不安になってきました。


最近はMT車に乗っている人はなかなかいません。

世の中の車の9割以上はオートマチックだと聞いたことがあります。

どうやったらMT車で練習できるだろうかと考えてネットで検索を始めました。


まず、レンタカーを調べましたが、レンタカーもATオンリーがほとんどです。

まれにMT車のあるレンタカー屋さんもありましたが、うちの近所ではありません。

また、レンタカーを仮免許で運転していいのかという問題もありますので

とりあえずレンタカーはあきらめました。


次に自動車学校を調べました。

もしかすると、ペーパードライバー講習のような形で、

場内を運転させてくれるようなところがあるんじゃないかと思いました。


すると、飛びこみで試験場の対策をしてくれる自動車学校が何軒かありました。

どうも、自動車学校で試験をするのではなく、

試験場で受験する生徒を教える自動車学校があるようです。


そんなのは知りませんでしたから、そういう自動車学校を調べたところ、

家から電車でいける範囲のところで、何軒かありました。

その中で、いちばん近いところで、いちばん安い値段で、50分間、

試験場対策の教習をしてくれるところをみつけました。


とりあえず電話をしてみて、路上試験用の講習をMT車で50分間受けたいというと

3日後の試験の前日なら空いているということで予約しました。

指定された駅前で待ち合わせし、そこから教習をスタートさせることになりました。


路上試験対策教習


予約日になり、待ち合わせの駅に10分前にいくと、もう教習車が停っていました。

教官と挨拶をすませ車に乗り込みました。

教官が車を運転し、路上で停車しました。


ここで、教官の講義がはじまりました。

教則本を片手に、どういう走り方をすれば試験に合格するかを講義されました。

なにか非常に熱心に語られているのですが、とにかく私はMT車を走らせることが目的でしたから

はやく講義が終わることを願っていました。

講義の内容は、学科試験に合格後ですので、ほとんど理解していましたので。


講義の途中で交通教則や走り方についての質問を教官がするのですが

質問に正しく答えているのに、それは違うと教官はいいます。

いやいや、学科を終えたばかりで、答えは合ってるはずなんだけど、違うことをいいます。


なんかおかしいなあ。大丈夫かこの教官。

別の質問がきて、正しくこたえると、それも違うといいます。

「来てよかったですね。今のままでは絶対試験は受かりませんよ。今日正しい知識を覚えてください。」

そう言われました。


あれーーーー?

そんな馬鹿な。おかしいんじゃないの。

とにかくこういう講義が30分も続いて私はイライラしてきました。


ようやく、講義が終わりやっと車を走らせることになりました。

久しぶりにマニュアル車に乗りましたが

ものすごく身体が覚えています。

自転車に何年も乗っていなくても自転車に乗れるように

なんの問題もなくMT車に乗れてました。

まあ6年も乗っていたのだから、そうだよなあと思いました。


ただ、教官はとにかくMT車における技術的な問題についてしつこく言ってきます。

運転中の注意はほとんどこれに費やされました。


ここまで書いてきて、教官の言動については具体的に書いていないことにお気づきだと思います。

あまりに出たら目なので、これを見ている方で試験を受けられる方がおられたら

その人に悪影響がでると思い、具体的には書きません。


人間の脳は、間違ったことを覚えてしまうと、そこから抜け出すのはたいへんです。

最初から正しいことを覚えてしまえば、苦労なくすごせます。

たとえば、漢字の書き順を間違って覚えたら、それを直すのはたいへんですが

最初から正しく覚えて書く練習をしていれば、なんの苦労もなく正しい順番を一生覚えているわけです。


運転操作や運転教則なんかも同じだと思います。

もし、この教官に初心者の方が教えてもらったとしたら、不幸以外のなにものでもありません。

黄色は「きいろ」ですが、この教官は「あおいろ」と覚えています。

ひどい間違いです。とんでもない間違いです。

この教官に間違いを指摘する人が全くいないことが恐ろしいです。


ほんの少しMT車に乗れましたが、自分のやりたいことは全くできていません。

最後に停車してくださいといわれたところからわざと数メートル先に停め

「あっ行き過ぎたのでバックします。」

といってバックの練習を自ら一回しました。

バックも覚えています。

半クラも無意識にやってバックしています。


笑顔で感謝を教官に伝えて別れました。

なにか、非常に嫌な気分になりました。

教官にたいしてではなく、自分がお金をケチって安い自動車学校で予約をとったことに後悔しました。

教官は何十年も信念をもってやっている感じがしたし、一生懸命教えてくれました。

しかし、根本的な間違いが多すぎます。

たぶん学科試験を受けても、絶対に一回では通らないと思います。

わざとでたらめを言っているのかと疑うレベルでした。

交通教則についても、運転方法についても

今考えても完全に間違っています。


正しい走り方については、学科試験合格後に試験場でもらう

受験の手引き

これに書いてありますので、これを熟読されることをおすすめします。


あとで府中の試験場で試験をうけてわかることですが

自動車学校の教官がこだわって教えていた技術的な問題など、どうでもいいことだとわかります。

試験ではそんなところは見ていません。

実際に気になったので、試験官にその問題について聞きましたが

そんなことは初めて乗る車だと当たり前なので減点しないと言われました。



やはり、自動車学校もいろいろあると思いますので、もし飛び込みで教習を受けようと思われる方は

ホームページの雰囲気を見れば、どの自動車学校を選べばいいか、

どこは選んじゃダメかがわかると思いますので、

私のような失敗をしないようにしてください。

なにか、トラウマになるような教習でした。

教官に悪気がないだけに、非常に後味が悪いです。



2016年2月14日日曜日

自動車運転免許の学科試験当日 2

学科試験の合否発表 自動車運転免許


1時間後ぐらいに、試験をうけた教室で合否の発表があります。

1時間、長いですが、自販機のコーヒーを飲んだり、スマホをいじったりしていました。

スマホは暇つぶしにいいですね。昔なら本を読んでいたところでしょうか。


さて、合否の時間になり、教室へ入りますと、試験を受けた座席に座るようにいわれました。

教室前方のテレビモニターに合格した人の受験番号が表示されると説明されました。

そしてとうとう合否の発表です。


テレビモニターに数字が表示されました。

必死で自分の受験番号を探します。

「ない。そんなはずはない。ないぞーーーー」


しばらくたって表示される数字が変わりました。

「あっそうか、テレビモニターにすべての受験番号は映りきらないから、

何回かに分けて表示されるのか」

ものすごくほっとしました。


しばらくすると、私の受験番号が表示されました。

一瞬あせりましたが、合格は当然と思っていましたのでわりと平静な気持ちでした。

あとのことになりますが、実技試験で合格したときとは喜びの度合いが全く違いました。



路上試験に向けての書類配布と説明


合格発表が終わると

「受験番号が無かった方は退出してください」

と試験官に言われ、不合格の方々がぞろぞろと退出されました。


「これはどうかな?ちょっとやだなあこの発表の仕方は」

昔、他の県で学科試験を受けたときの合否の発表は

オープンな広間の電光掲示板に合格者の番号がつき、

合格した人は教室に行き、不合格者は帰るという感じだったと記憶しています。

それだと、誰が合格して、誰が不合格だったかわからないですよね。


今回の合否の方法だと、誰が不合格かわかってしまうし、

不合格者の立場になれば恥をかいた気分になると思います。

合格発表の方法はもうちょっと考えたほうがいいのではないでしょうか?


合格者と不合格者の割合ですが、だいたい7~8割が合格でした。

東京で雪の日に交通機関が麻痺していても来た人たちですから

いつもよりは合格率は高かったのではないでしょうか?



不合格者の方々が退出されますと、

実技試験はすでにドライビングスクールなどで終わっている人たちと

これから実技試験を受ける人たちに別れて座らされます。


ほとんどが自動車教習所で実技試験はすでに終わられていて、

学科試験に受かればその日に免許がもらえる方々でした。

これからいわゆる一発試験、路上試験を受けるために説明を受ける人は8人ほどでした。


これから路上試験を府中運転免許試験場で受ける人たちには

受験の手引きという19ページの冊子をもらいます。

簡潔に実技試験のポイントが書かれています。

かなり重要なことが書かれていますので、よく読んで理解しておく必要があります。



担当の警察官の説明は主に路上試験を受けるときの予約の仕方についてでした。

予約カードをもらい、そのカードを予約機に差込み、モニタをタッチして予約します。

非常に簡単です。


路上試験の予約


さて、学科試験の帰りに路上試験の予約をします。

予約機のモニタを見ると、今日から15日後の日付が一番若い日付です。

自分の気持ちの中では2日後ぐらいに路上試験を受ける心づもりでしたので

ものすごくがっかりしました。


予約 15日後 午後


午前と午後が選べます。

受験料は先に払えるので、予約機のある3階の支払い窓口で先払いしました。

車両使用料 900円

予約を終え、まだまだ運転免許が取得できないことに少し絶望しながら帰宅しました。


路上試験予約の変更


予約は後で電話で変更できます。

予約専用ダイヤルがあり、空きがあれば電話で変更できます。

私は毎日電話しました。


そして8日後になんとか変更することができました。

ただ、午前しか空いていませんでした。

私は朝に弱いので、できれば午後が良かったのですが、そうもいっていられません。

早く免許を取らないと、仕事にも車を使っているので困るのです。


予約変更 8日後 午前に路上試験(一発試験)



2016年2月13日土曜日

自動車運転免許の学科試験当日 1

自動車運転免許の学科試験


当日は東京に雪が降りました。

電車が動いていない区間があり、午前の試験はあきらめ

午後の試験に間に合うように早めに出ました。


しかし、電車が大幅に遅れており午後の試験の受付時間に間に合うかどうかギリギリでしたので

府中運転免許試験場に電話をして遅れるかもしれないことを告げると、

雪のためなら仕方ないということで考慮してくれるという返事をいただきました。

ただ、ギリギリ時間に間に合いました。


書類を作成し、受験料 2200円 を払い適性検査を受けます。

目の検査をして合格したら、3階に行って手続きをすませます。

約1時間半後ぐらいに試験は始まります。


時間がありますので、府中運転免許試験場の地下の食堂で昼ごはんを食べました。

学食のような感じです。

メニューはラーメンとうどんとカレーがメインといった感じでした。

どれも500円ぐらいだったと思います。

カレーを食べましたが、まあまあおいしかったです。


運転免許 学科試験会場の様子


10分前に試験を受ける教室にいるようにいわれていたので15分前ぐらいに入室。

受験番号のかかれた椅子に座り待ちます。

教室は縦長で150人ぐらいは入れるでしょうか?

そんなに広い感じはしませんでしたが、それぐらいは入るでしょう。


たぶん雪が降ったせいで、受験者がいつもより少なかったのではと思います。

しかし、思ったよりは受験者はいました。100人弱ぐらいはいたと思います。

ただ、第一、第二、第三試験室があり、その日は第一試験室のみでしたので、

普段はこの2、3倍は受験者がいるのではと想像します。


運転免許 学科試験前の注意


鉛筆と消しゴムは前の机に置いてあり、それを使わねばなりません。

また、運転免許の学科試験の問題用紙は書き込みしてはいけません。

問題用紙は使いまわししているようです。

試験前に自分の問題用紙に書き込み等がないかチェックさせられます。


携帯電話の電源は切ります。

携帯がなったら不正行為になる可能性もあるので必ず切りましょう。

携帯電話が繋がらないように電波を遮断する装置を作動させるといっていましたが、

本当かどうかは確かめられないのでわかりません。


教室の前にテレビがあり、試験が始まるとそこに学科試験の残り時間が表示されます。

原付免許の学科試験も同時に行なわれますので、

普通免許と原付免許の試験の残り時間が両方表示されます。

解答用紙はマークシートです。



運転免許 学科試験開始と問題


学科試験の問題は、おおむね事前にやったスマホの問題や本の問題集と似たような内容でした。

最後の絵の問題、これは危険予測問題というそうですが、

この絵は問題集なんかと比べると写実的でした。


全くわからなかった問題が1問ありました。

こんな感じの問題です。


「踏切内に進入したが車がそこに止まってしまった。

列車に知らせるため発炎筒を使ったが切れてしまったので、

他に燃えるものを探して燃やした。」


私は×にしましたが、あとで調べると正解は○でした。


Amazonで買った普通免許の本を調べるとこの件について載っていました。

東京の踏み切りで、物を燃やす余裕など微塵もないと思います。

ただ、一時間に1本ぐらいしか列車が通らないようなところだと、

戦国時代のように物を燃やして、いわゆるのろしを上げて知らせる余裕はあるのでしょう。


あと標識で一方通行と左折可の違いがわかっているかどうかを問うベタな問題もありました。

約30分ぐらいで終わりましたので、あとの20分は間違いがないかどうかチェックにあてました。


まあ、学科試験の勉強はかなりやりましたので、絶対に受かるであろうという自信はありました。


つづき→運転免許の学科試験当日 2 へ




2016年2月9日火曜日

自動車運転免許の学科試験の勉強



自動車運転免許の学科試験が受けられるのは、仮免許を取得してから最短で6日目です。

私はとにかく早く運転免許を取り返したかったので、6日目に学科試験を受ける決意をしました。

路上練習と平行してやることになります。


ただ、一発試験の場合、路上試験を実際に行なうのは、

学科試験に合格して、路上試験の予約をしてからになりますのでまだまだ先です。

当面は学科試験に時間を割かねばなりません。



おそらくスマートフォンのアンドロイド・アプリで

運転免許の学科試験問題があるだろうと考え検索すると、いっぱいありました。

その中で、運転免許問題集という

そのものずばりの名前のアプリがありましたのでやってみました。

運転免許問題集




運転の基礎知識、標識・表示・信号などの項目があり、

またそれぞれ細かい項目にわかれて問題があります。

問題数は1210問です。(Ver 1.7)


とりあえず数問解いてみましたが、意外と難しく、ほんとにこんな問題がでるのか?

これは問題も解答も間違ってるんじゃないか?という疑問を持ちました。

しかし、本当にこんな問題が出て、問題文も解答も間違っていないことが後になってわかります。




スマホの問題を解きまくってもおそらく学科試験に合格するのではないかとも思いましたが、

問題文に疑問を持つ箇所があまりにも多いので、運転免許本を買うことにしました。

Amazonで評判の良かった 

1回でうかる! 普通免許 ポイント攻略 問題集 (NAGAOKA運転免許シリーズ)

という本を買いました。


1回でうかる! 普通免許ポイント攻略問題集 (NAGAOKA運転免許シリーズ)

運転免許合格アドバイザーズ 永岡書店 2016-02-24
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by ヨメレバ

2016年2月24日にタイトルは同じですが新しい本になりましたので、こちらをおすすめします。



前半は運転免許の教則について、後半は問題集となっています。

教則は約100ページほどでしたので、とりあえず隅から隅まで読んでみました。

読むというよりは、ざっと眺めてみたのですが、とりあえず隅から隅まで字を追っていきます。


絵がかなり多いので、つい絵だけを見ている感じになりがちなので、

文字を読むように努力しました。

読んでいると、問題を解いて気になっていた箇所がところどころ目にとまりますので、

そこをじっくり読んだりしながら読みすすめました。



読み終わりましたら、こんどはまたスマホで問題を解きまくりました。

こんどは、理解度が少し深まったあとで問題を解いていますから、正解率が格段に上がりました。

スマホで問題を解いていると、なんだか面白くなってきて、学科試験勉強にはまりだしてきました。

暇さえあれば、スマホで学科試験問題を解く状態が続きました。


学科試験の問題を解いていて、不正解や疑問を感じた箇所については、

購入した教則本で調べるようにしました。

この教則本だけでは飽き足らず、もっともっと詳しい教則本が欲しくなりましたが、

試験まで5日しかないことを考え、この教則本をよく読むことにしました。





また、教則本には載っていない疑問点もでてきましたので、そういう場合はネットで調べました。

ドライビングスクールの先生が、ブログで交通ルールについてのブログを書いて、

これがたいへん参考になりました。

飛鳥ドライビングカレッジ川崎 (裕)の学科教室


もし、これから学科テストや路上試験を受ける方はこのブログを見られることをおすすめします。



スマホの運転免許問題集をすべて正解にして解き終えたので、

こんどは高鍋免許学習というスマホ・アンドロイド・アプリ問題集を解きました。

(iPhone用もあるようです)






この高鍋免許学習は高鍋自動車学校が製作したアプリで、

問題集としてはたいへん素晴らしい出来です。

これも全問クリアしました。


学科試験予定日の前の日に、アマゾンで買った本の後半にある試験問題、5回分を解きました。

5回分中、全問正解はひとつもできませんでしたが、すべて90点以上の成績になりました。

しかし、ここまでやってまだよくわからない問題があることにびっくりしました。



学科試験のポイントや効果的な勉強方などについてはのちほどもっと詳しく書きたいと思います。







もし普通免許ポイント攻略問題集を購入される場合は、

新品か発行年数が最近の中古本にされることをおすすめします。


なぜなら、2008年が初版ですので、中古ですと現在の道路交通法とは異なる場合があります。

私がAmazonで新品で購入したものは2015年2月のものでした。


それでも、高齢者マークについて、

現在のルールとは異なる古いルールについて書かれている箇所があります。


現在では、高齢者マークは70歳以上の方は表示するように努める。(罰則なし)

というのが正しいルールです。


しかし、この教則本では、70歳以上は任意、75歳以上は義務となっています。

これは昔はそうでしたが、不評により2009年に変更になっています。

この本の別の箇所では、70歳以上は表示するように努めると正しくかかれていたりもします。


もしテストで、

70歳以上は高齢者マークをつける義務がある。

という問題が出たら答えは × です。義務ではありません。


70歳以上は高齢者マークをつけるのが望ましい。


という問題であれば答えは  です。

(2016年1月現在)


細かいですが、本当にこういう感じの問題がでますのでご注意ください。



2016年2月8日月曜日

仮免許での路上練習は5日間


一発試験を受ける場合、路上練習を5日間してからでないと学科試験は受けられません。

ですので、学科試験は仮免許を取得したその日から最短で6日目に受けられます。

私はとにかく早く免許を再取得したかったので、最短で学科試験を受けました。


仮免許といっしょに路上練習申告書をもらいます。

路上練習申告書には同乗者の免許番号と練習内容と練習時間を書き込む必要があります。


同乗者は免許取得後3年以上の人でなければなりません。

また私の場合は昔に免許をとったので、中型免許8tまでという免許です。

取得当初は普通免許だったのですが、

法が変わって数年前の免許更新時に限定の中型免許になりました。


この場合、同じく中型免許8tまでの免許以上の運転免許を持っている人でないと

同乗できないといわれました。

ですから、いまの普通免許を持っている方に同乗してもらう事はできないことになります。

私は同乗は母に頼みました。


練習時間はおおむね1日2時間程度とされています。

路上練習申告書の裏に練習項目が書いてあり、どの練習をしたか番号を書き込みます。


路上練習についての体験記や提案する効果的な練習方法はまたのちほど詳しく書きます。



2016年2月7日日曜日

仮免許取得のため府中運転免許試験場へ行く 6ヶ月以上の更新忘れにより

府中運転免許試験場にて


次の日に早速、住民票(300円)と写真を持って府中運転免許試験場に行きました。


運転免許の失効後6か月を超え1年以内の場合は、仮免許を発行してもらえます。

窓口の婦警さんが、7、8、9、10、11、12と数えて免許更新日から6ヶ月以上過ぎていることを確認。

8t限定の中型免許の仮免許を発行してくれました。


仮免許書は、白い画用紙のような紙に自分の写真を貼った簡素なものです。

仮免許発行手数料 2,650 円

その後、免許を再取得するためのスケジュール用紙を渡され

今後の免許所得までの流れを丁寧に説明していただきました。


免許を失効したことについて悔いながら試験場をあとにしました。




免許再取得までのスケジュール


一発試験で免許再取得をするには、

路上練習5日間→学科試験→路上試験→取得時講習→免許発行

というスケジュールになります。


府中運転免許試験場で受験する場合、この順番でなければなりません。

路上試験を受けるには必ず学科試験をクリアする必要があります。



自動車教習所で運転免許を取る場合


自動車学校に入校して、そこで実技試験を受ける方法もあります。

ただこれは時間もお金もかかります。

仮免を持っている状態からだと、約10万円ぐらいはかかるようです。


ただ、合格率は約80%ぐらいらしいですので

ほぼ確実に運転免許が取れます。

自動車運転免許の全体の合格率は70%ぐらいらしいです。

ちなみに一発試験での合格率は5%です。


この差はなんなんでしょう(笑)

教習所の合格率が低いと誰も教習所に行きませんので

教習所の実技試験は甘いのでしょう。


警察でやる一発試験は、運転経験者が免許取り消しや

私のように免許の更新忘れで受けられる方が多いと思います。

運転経験者が多いにもかかわらず合格率5%は厳しいですね。


一発試験の受験料は安いですから、合格率が上がると

自動車教習所が潰れることは予測できますね。

そういう配慮でもあるのでしょうか?




自動車教習所は次の3つがあります。


  • 指定自動車教習所
  • 届出自動車教習所
  • 指定外自動車教習所

指定自動車教習所ですと、そこで路上試験が受けられます。

そして、運転免許試験場で学科試験を受けて合格すれば運転免許がもらえます。


届出自動車教習所と指定外自動車教習所は運転を教えるだけで

自動車教習所では路上試験は受けられません。

警察の運転免許試験場で受験することになります。

ご注意ください。



自動車運転免許の更新忘れに気づく 6ヵ月以上過ぎてました

運転免許の期限切れに気づく


子供が風邪をひき病院へいく準備をしていました。

診察券がない。

あれ?財布に入れてたかな?


財布の中を探しますと、自動車運転免許書が目に入りました。

あれ?平成27年?このあいだ年賀状を作ったとき平成28年と書いたよな?

えーーーーーーーーーーーーっ。

運転免許の期限すぎてるよ。




電話



すぐにネットで警察の運転免許担当の電話番号を調べて電話。

私 「自動車運転免許の期限が切れてるんですけどどうしたらいいですか?」

警 「誕生日は?」

私 「5月○日です。」

警 「誕生日の一ヵ月後から六ヶ月までだったらまだ間に合うんだけど、7月、8、9、10、11、12・・・」

警 「免許は失効しています。」

私 「えーーーーーーーーっ」

警 「ただ、六ヶ月以上一年以内ですと仮免許は手続きすればすぐもらえます。学科試験と路上試験に合格すればまた運転免許が発行されます。」


学科試験はともかく、路上試験ということは、警察の試験場でやるいわゆる一発試験か?


とりあえず、住民票など必要なものをそろえて府中運転免許試験場に行かねばなりません。


東京都の場合

・失効した運転免許証
・写真2枚(縦3cm×横2.4cm、正面、上三分身、無帽、無背景、撮影後6か月以内)
・本籍地記載の住民票(個人番号(マイナンバー)が記載されていないもの)

警視庁 有効期限を過ぎてしまった方の手続(失効手続)


いてもたってもいられませんので明日、府中運転免許試験場に行くことにしました。